内容説明
春休み、師弟は豪華列車で旅行中。ただしクーファは竜騎士公爵の影武者として、メリダはメイドとして。いつもと違う立場や旅先での出来事に、２人の心はさざめく。そんな中、列車が公爵を狙う暗殺者に襲撃され……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
57
セルジュの王位継承にあたり、彼の影武者として王位継承に必要な四つの宝石の捜索を行ってほしいという依頼を受けたクーファ。メリダやエリーゼ、ミュール、サラシャもフランドールを巡るクーファに同行する事になるが、セルジュに扮したクーファを狙う組織が列車を襲撃してきて…。クーファのメイドとして彼のために尽くすメリダとエリーゼが可愛らしかった。離れ離れになっている間に、早くあの人の顔を見たいと想い合っていたクーファとメリダが素敵でした。連戦続きで疲れ気味のクーファでしたが、愛しい主を守るために戦う彼の姿が最高でした！2017/02/20
まりも
44
竜騎士公爵を巡る争いに巻き込まれる第四弾。セルジュの影武者として旅行することになったクーファたちに敵の魔の手が迫る話。メイドメリダめっちゃ可愛い。いつもと立場が逆転しメイドになったメリダが一生懸命クーファに仕えようとする姿はあまりにも可愛すぎて、正直これだけでお腹いっぱいです。バトルも結構あったし、竜騎士との因縁も更に深まったりと今回も読み応え十分で満足。クーファが戦う姿はとてもカッコ良かったです。メリダもクーファ成分たっぷり補給できただろうし、彼女の更なる活躍も期待したいですね。次巻も楽しみです。2016/11/20
よっち
40
シクザール公爵セルジュとの取引でクーファが彼の影武者を務めることになり、公爵の妹サラシャに親友ミュール、メイドに扮したメリダとエリーゼらとともに王爵として旅行することになる第三弾。いろいろ制約が多く襲撃もあった王爵になるための4つの聖石を集める道中。相変わらずクーファが鈍感でやや空振りな感もあった主従逆転でしたが、同行した女の子たちとのドキドキシーンは満載でしたね（苦笑）でもセルジュにはいろいろ裏がありそうな雰囲気で、今後の苦境を予感させる上に最後に落とされた爆弾。またひと騒動ありそうで次巻が楽しみです。2016/11/20
Yobata
28
巡王制のフランドールで次の王になるセルジュの影武者として聖石を集める試練を肩代わりすることとなったクーファ。その列車にメリダも乗ることになり,さらに今回はメリダがクーファのメイドになることになり…。普段はお嬢様と家庭教師だが今回はクーファが主人,メリダがメイドと立場が逆転する…というのが今回の趣旨っぽかったけど、クーファの主人ぽさが全然感じられなかったからあんまだったねwでもメリダの方がノリ気満々と可愛らしかったね。実はクーファのことをあまり知らなかったことにもどかしさを感じるメリダだったけど、その胸の→2016/11/19
むっきゅー
26
お嬢様達のはしたないエピソードが盛りだくさんな第４巻。セルジュの影武者として、公爵家4令嬢を引き連れて巡礼旅行する先生メイン回。行き掛かり上、メリダとエリーゼがメイドという設定でしたが、いつもと逆のシチュエーションに乙女が暴走するメリダとエリーゼ。そして恒例のマナ検査は、温泉でのマントルマッサージ。既に身も心も先生に捧げてしまっているメリダですが、さらに先生の関係がさらに深まった。そしてエリーゼに加えサラともフラグが。一方、王位についたセルジュとは、ライバル関係になっていくのかなー。2018/04/07
