サヤビト（１）

著者名：伊咲ウタ【著】

講談社（2016/11発売）

• ISBN：9784063106398

内容説明

全人類を巻き込んだ大きな戦争があった世界。人は戦争のために、体から剣を具現化して戦う「サヤビト」と呼ばれる人造人間を生み出していた。サヤビトは「主人（アド）」と契約し、主人の命令によってのみ剣を取り出し戦える存在だ。大戦終結後「黒の守護神（プレティトーレ）」という組織が、戦う場を失ったサヤビトを管理していた。この組織所属のクイファとリヴィア。彼らは未登録のサヤビトを探し出す旅を続けていた――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[半熟タマゴ＠コミック]

兵器として生まれた人造人間のサヤビトと人間の物語。クイファとリヴィアの特殊な契約による関係がいいなぁと。二人が契約を結ぶ前は他に違う人と契約してたのかな。二人の過去が気になる。

2014/07/01

[電球]

設定だけ見るとガンガンとかに載っていそうなファンタジー漫画だが、それを単なるバトル漫画にしない調理法やアクションシーンなどに独自のセンスを感じる。

2010/09/03

[ささきち]

サヤビトって人造兵器じゃないのか？リヴィアは否定してるけどどうなんだろ、戦闘シーンがよくわからんというか見づらいのが残念今後見やすくなってくれればいいな。主従関係が必要な話だと大人は醜いなその点子供はなんて綺麗なことか、イクスとトリルの口喧嘩もといプロポーズとか双子とニルの関係とか人間物語？が面白かった。サヤビトは不老設定とかあるのかなあなた方が最強ってそんな感じにしか思えない。

2013/09/17

[しかっち]

★★★★

2013/07/16

[JACK]

○ 兵器として造られた人間、サヤビトの物語。アド(主人)の命令に絶対服従で剣を振るう彼らは圧倒的な戦闘力を持つ。アドとサヤビトのコンビ、眼帯の少年クイファと、美しい少女リヴィアは2人で各地を旅している。彼らの仕事は未登録のサヤビトの調査なのだが、いつも闘いに巻き込まれてしまう。アドからの命令「リベオラ(戦え)」「リフ(抜刀)」「トールエン(殺せ)」の言葉とともに封じられているサヤビトの力が開放されるシーンは見所。戦うために生み出されたサヤビトの、ちょっと切なく悲しい物語です。

2013/01/28