内容説明
黒人に代わって格安の中国人苦力(クーリー)に労働を強いたリンカーンは、歴史上の偉人として教科書にも載っているような「奴隷解放の父」なのか? 自らの主義主張のためなら事実すら歪曲し、日本国民を欺き続けるお馴染み朝日新聞の“一流紙”ぶりから、国家を蝕む悪徳官僚、列強の偽善にまみれた腹黒さまで。新聞に真実は決して載らないし、美談には必ずウラがある! 週刊新潮大人気コラム。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
to boy
24
面白いですが、読後感はよくないです。白人の有色人種に対する偏見が今でも残っていることは感じています。唯一、抵抗した日本に対する欧米の複雑な感情もなんとなく理解できます(容認しているわけではない)。この本を読んで思うのは不満、愚痴だけで前向きな話ではないということです。友人との会話でも愚痴だけを聞かせれるのはちょっと遠慮したいのと同じで、読んで楽しい本ではないですね。2016/04/16
バトルランナ-
12
面白くないとは言わないが、ネタが古すぎる。忘れてはいけない事が思い出せて良かったけどね。朝日新聞とか。3.5点。2023/12/28
笛吹
8
真実には右も左も無いことを知ろう。今は、公文書をはじめ多くの資料が公開されているので、調べる気さえ有れば検証する事も可能です。バイアスのかかった大手メディアの報道内容に強い違和感を覚える昨今、正しく歴史を学ぶ事が、真実を正しく判断し、未来を正しい方向に導く有効な手段だと思います。これは、週間新潮の人気コラム。限られた僅かな紙面から発せられる強いメッセージ性は、記者として培ってきた高山氏の文章力によるところも大きい。2017/02/01
西澤 隆
8
たとえばリンカーンが黒人奴隷廃止に動いたのはそれが正義だからではなくより安く使える中国人を確保していたからという指摘など「偉人」たちをちがう観点から評価し直す視点はおもしろい。だけどそれがゴリゴリの拘りとともに供されると、これもまた強烈なフィルタを通した見方だなということがつくづく感じられる。真理や正義を標榜せず「自分の信念を貫き自分が正しいと思う方向に偏っている」と宣言した文章は受け取り手に判断を委ねられる分フェアなのかも。でもこれを鵜呑みにすれば「ネトウヨ」ができあがるなあともつくづく思う本なのです。2016/04/26
Micky
8
国も偉人と言われる人も取り扱い注意。裏はなかなかのもんです。俎上にあがっているのは、書面のリンカーン始め、チャーチル、オバマ、ほか朝日新聞関係ジャーナリスト。朝日の売国奴報道は今に始まったことではないが、スイスのやったホロコーストをいいことにユダヤ人資産のネコババ、イタリアなんて枢軸国であったにも拘らず日本から賠償金をちゃっかり取っているとは。まあ英国の南印辺りでの謀略はよくしられていることではあるが。2016/04/05
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