内容説明
世界が注目した初の「黒人」大統領はとんだ見せかけだった――。世の中どうもウソと欺瞞が蔓延している。吉田調書問題で日本人を国際的に貶めた朝日新聞は、常に歪んだ正義を振りかざし、読者を欺いてきた。国益そっちのけの公僕、歴史を歪曲する不逞の輩、悪辣な行いを繰り返し恬(てん)として恥じない独裁国家……。尽きることのない世の非道を炙り出す、「週刊新潮」超辛口名物コラム集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
24
独自の考えをガンガン述べています。同意できる部分とそれはないだろうという部分がありますが、自分の考えと対比しながら読む分には面白いです。2022/10/24
fseigojp
11
本当に黒人か ケニア訪問でもわかるとおり、心性は白人?2015/07/29
うたまる
4
週刊新潮での連載をまとめた辛口時事コラムの第4弾。著者は金太郎飴のような日本メディアの中で、替えの利かない特異な存在。他の誰からも聞けない秘話や裏話を知るため、定期的に貪り読む。本書でも「8月8日に連合国は日本の降伏を打電していた」「シンガポールだけでなくタイもインドネシアもフィリピンも有力政治家はみんな華僑」「毛沢東は豪農のドラ息子だった」などに感心した。そんな本書にも一つだけ不足がある。それは日本の悪口だけは控えめなこと。だからもしそれが聞きたければ、確証も論旨も不明な一般メディアにアクセスされたし。2017/07/24
Mark X Japan
3
歴史や社会情勢を深く知っているからこその辛口コラムです。当時から、従軍慰安婦等の嘘に鋭く切り込んでいます。もっと多くの良識ある人に膾炙して欲しいです。前後作も是非読みたいです。☆:4.02015/05/31
こっこ
2
★★★☆☆ 週刊新潮掲載のコラムの単行本の文庫本。文庫化が遅い。時事ネタも含まれているので、些か鮮度が落ちる。と言おうか「間」が抜けている。ならば単行本化されたらすぐにでも買えば良いのだが。内容自体は鮮度は落ちるが切れ味は相変わらずである。新潮社さん、出し惜しみせず五、六冊溜まっているはずなので早く文庫化してください。2015/12/11