少年サンデーコミックス BIRDMEN（８）

著者名：田辺イエロウ【著】

小学館（2016/09発売）

• ISBN：9784091273338

内容説明

アーサーの死後、鷹山が突然の失踪。

夏休みを迎えた烏丸たち鳥部は行方知れずの鷹山に、
ある思いを告げる。

一方、FOXは龍目を介して鳥部に接触。
自身のこと、そして謎に包まれたEDENの秘密を次々と暴露していく。


田辺イエロウが描く、SF×青春ジュブナイル巨編、
待望の新刊！！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[JACK]

☆ クローン、遺伝子操作など、一般に公表されない秘密の研究を続けてきた組織EDENが産み出した、翼を持つ人間セラフ。強靭な肉体、助けを求める人の声が聞こえるテレパシー、そして大空を駆ける巨大な翼。交通事故をきっかけにセラフになった烏丸たち「鳥部」の面々は、中学生にして巨大な組織の陰謀に巻き込まれていたのだった。アメリカのセラフたちがEDENに処分され、鳥部の仲間である鷹山が失踪する中、物語は新たな展開を迎える。独特のダークな雰囲気と、にぎやかなノリが共存する作品。オススメ。

2016/08/19

[しましまこ]

スゲー！どんどん面白くなるよ。更にダークに世界は広がる。オマケマンガでほっと一息。

2016/08/24

[トラシショウ。]

積読消化。自分達の自由が欲しかっただけのアメリカの先導者(ベルウェザー)・アーサーを看取ったのちに姿を消した鷹山。禁を破り龍目を介して烏丸達の前に姿を現したFOXが語り始めるEDENの過酷な内幕。「鳥部」の中心だった鷹山を欠いたまま、動き始めた世界に対峙せざるを得ない渦中に置かれる烏丸の叫びは、独り虚空を見据える鷹山に無視される－－。続々と能力に覚醒する鳥部の中と外の世界のEDENの内紛による陰謀に、独り決断せねばならなくなる烏丸同様、読む方も、(恐らくは)書く方も苦しい展開が続く(以下コメ欄に余談)。

2017/04/05

[レリナ]

面白い。鷹山が失踪したことから彼にいつでも戻って来れるように主人公達は呼びかける。EDEN内部でも複雑な動きがあるようで、元EDENの人物が主人公達の前に現れる。これから話がどう転がるかで、より一層面白みが増しそう。鷹山はいつ戻ってくるのか、何だか鷹山が敵になりそうで怖い。EDEN内部の事情を知っていそうな人物に接触したことで、主人公達の結束がより深まったように思われる。これから何が起こるのか目が離せない。次巻に期待。

2016/08/26

[せいや]

★★★☆☆　EDEN関係者とかの顔や立場がちゃんと把握できていないみたいだ。前の方の巻を読み返さないと……。

2016/08/19