内容説明
長崎へ最新医術の習得にやってきた寄合医師の矢切良衛の許に、遊女屋の女将が飛び込んできた。浪人たちが良衛の命を狙っているというが…。一方、将軍綱吉は、お伝の方が近年懐妊しないことに疑念を抱く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
83
表御番医師診療禄「乱用」8巻 。苦労して長崎へ行ったにもかかわらず、将軍綱吉の命で江戸に帰ることに、またまた江戸に戻り厄介事に巻き込まれるのですね。2021/02/07
アボガドみよ
10
長崎に医学を学びに行くが、いろいろ邪魔をされ、綱吉の命で行った遊学も綱吉の命でまた江戸に呼び戻される。なんだか、だんだん飽きてきてしまった。。2020/09/19
サケ太
9
大きな流れには逆らえず、大小の因縁に絡まれる。長崎でも刺客に追われる日々。軽快なテンポ。大奥での疑惑。義父の気遣いはありがたいが、あまりにも短い滞在。あまりにも苦難が襲いかかるから、こういう配慮がありがたい。江戸では、いつも通りの流れに戻ってしまうのか。また色々巻き込まれそう。2017/03/06
はかり
7
これまた一気読み。長崎でも阿蘭陀医学の知識が得られそうではなく、悪徳商人も一枚絡んで様々な刺客に襲われる。良衛にもあせりが出てくるが、なんと阿蘭陀人にも襲われることに。そんな中、綱吉から長崎遊学を終えるよう指示が出て江戸へ帰ることに。それにしても、女忍者が全然姿を現せない。何をしているのか。2019/05/05
わたしは元気
5
面白かった。 電車で読んでいると、乗り過ごしそうになるし、お昼休みに読むと、事務室に戻るのが、嫌になる。 次、読みます。2020/06/26