陶工房BOOKS<br> 金継ぎの技法書 - 基礎から、色漆の活用、見立て、仕上げのテクニックま

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金継ぎの技法書 - 基礎から、色漆の活用、見立て、仕上げのテクニックま

  • 著者名:工藤かおる
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 誠文堂新光社(2023/06発売)
  • ポイント 27pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784416621080

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内容説明

金継ぎの技法の基礎を、写真と説明で丁寧に解説するほか、本書では、器の素材や釉薬、破損の状況に応じた修理のさまざまな技術と、装飾のアイデアを解説します。

壊れやすいカップの持ち手や急須のふたにはダボ(芯)を入れたり、より大きな欠損には麻布を使ったりなどの技法に加え、
色漆や金属粉の応用的な活用の仕方などを網羅。

こうした金継ぎの応用的な内容まで触れた本は他にはなく、漆や木工、修理等々の仕事に携わる人への参考としてはもちろん、基礎もしっかり解説しているので入門者にもおすすめ。金継ぎの技法書の決定版的一冊になっています。

目次

漆について/破損の主な種類/金継ぎの主な流れ

序章 道具と材料を知る
金継ぎの道具/筆・ヘラ/研ぎ・削り/粉蒔き・磨き/その他の道具/漆の種類/漆に混ぜる粉の種類/漆を配合する

1章 金継ぎの基本
素地の見極めと前処理/割れ/欠け・ほつれ/大きな欠けの場合/ひび・にゅう/呂色漆で仕上げる「漆継ぎ」/磁器を繕う
仕上げの装飾
金属粉の種類/仕上がりの比較/金属粉による仕上げ/銀粉の経年変化

2章 金継ぎの応用
形や素材に応じた繕い方
ダボによる補強(1)カップの持ち手(2)急須の持ち手/よくある破損(1)急須の蓋(2)急須の注ぎ口(3)大皿(4)ガラス器/さまざまな修理技術(1)大きな欠損(2)粉砕・展開 口径が狭い器を繕う(3)窯割れ(焼締めの素地)
装飾のバリエーション
色漆による仕上げ/色漆の応用(1)共色仕上げ・展開 白檀塗りによる共色仕上げ(2)色漆による粉染め/共柄仕上げ/見立てによる仕上げ・実践 「月に叢雲」ができるまで

金継ぎをした器の扱い方/用語解説/道具や材料を扱う店

コラム (1)焼き継ぎ/(2)かすがい継ぎ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaz

1
「こういうものも金継ぎで修理できるのか」「こんな仕上がりにもできるのか」「簡単そうに見えるものでも、結構手間がかかっている」等、全然知らなかった世界に触れることができる。図書館の内容紹介は『陶磁器の壊れた跡を隠すのではなく、逆に金銀粉で際立たせ、器の景色として愉しむ「金継ぎ」。基礎技法を、写真とともに丁寧に解説。器の素材や釉薬、破損の状況に応じた修復のさまざまな技術、装飾のアイデアも紹介する』。 2022/09/23

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