FEEL COMICS<br> 夏雪ランデブー(4)

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FEEL COMICS
夏雪ランデブー(4)

  • 著者名:河内遙
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 祥伝社(2016/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396765446

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内容説明

ユーレイの島尾に体を貸し、魂を絵本世界に閉じ込められた葉月。一方、葉月の中身が島尾だと気付いてしまった六花。そして、そんな六花に押し倒された島尾は想いをつのらせ消滅する気が揺らいでしまう。生き霊状態の葉月はどうなるのか? 六花が選ぶのは…!? 純情三角関係、本編完結!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エンブレムT

87
言葉を尽くしても伝えられないだろうことを雄弁に語る、島尾の残したフラワーアレンジメントや絵本たち。その言葉を正確に受け取っていた六花。そして、悪態を吐きながらも、そのどちらの気持ちをも包み込んでしまった葉月。切なくも不思議な三角関係でした。ファンタジーな展開を交えた複雑に入り組んだ物語を、サラッと理解させる作者の画力とセンスに感服しました。話の落としどころも優しくて、でも切なくて。何よりもモノローグの言葉の選び方が好みでした。派手に絶賛状態ですが、物語はとても静かです。2013/04/09

しいたけ

77
幻想的でありながら、生きていることと生きていないことの違いが描かれていて、真面目で切ない、きちんとしたお話だった。生きていない世界にも、ほんの少し足を突っ込んでいたいような気がする不思議。2018/09/24

59
亡き夫の幽霊が登場した時から、ある程度予測できていた展開ではあった。葉月のいるファンタジー世界に関してはちょっと突っ込みたい部分があるものの、3人の心理描写は細かく、あっという間に読み終えてしまった。それぞれが出した答えはとりあえず納得できたけれど、六花視点だと消化不良、葉月視点だと彼と六花がラブラブな部分を見たかったという不満が残る。つまりこの話は島尾が主人公という視点で読んでいくのが正解だったのではないだろうか。それならば、すごく清々しいラストだったなと感じられる。ちなみにアニメ版は原作に忠実でした。2013/03/04

ソラ

43
完結。あの日あのままのあの人はもういない、ということで六花が引導を渡していくシーンはなかなか。しかし、二人の亡き後島尾が出てくるなんて、まだ成仏して無かったのかよ(笑)2013/11/02

3939タスタク

37
遂に葉月君と六花ちゃんが結ばれる事となりましたが、六花ちゃんの心の中にいる島尾君ごと受け入れた葉月君は、ああ見えてなかなかの男だと思いますよ。そして時は経ち、葉月君は約束通り、六花ちゃんを看取った後に自分も亡くなる訳ですが、二人がいない花屋の二階には、未だ以て島尾君が居続けていたとはね…。正直驚いたけど、葉月君と六花ちゃんの孫に、『おじいちゃん』と呼ばせる島尾君を少し可愛くもおかしくもあるのだが、やはりどこか物悲しさは隠せないかな。2012/08/31

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