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内容説明
目つきの悪い花屋のバイト青年・葉月(はづき)が一途に恋するのは、店長の六花(ろっか)。しかし六花の部屋には、彼女を愛してやまない男の霊がいた。その幽霊・島尾(しまお)の正体は六花の亡き夫で――。低温一途青年×さっぱり未亡人×草食系執着霊の三者が紡ぐ純情三角関係。描きおろし番外編も収録。TVアニメーション化作品!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
98
淡々と進むストーリーに笑わされながらも、まぶされた純度の高い孤独と切なさに心のどこかがヒリつきました。・・・ごく普通の青年が、ごく普通にフラワーショップの店長に一目惚れし、ごく普通にアルバイト青年になり、ごく普通に距離を縮めていきます。ただひとつ普通でなかったのは、その店には青年にしか見えない、3年前に病死した店長の夫が幽霊として存在していたのです。という、フラワーショップを舞台に繰り広げられる、普通でありながらファンタジーなラブストーリーです。サラリとしてるのに湿度が高いような、独特の空気感が良いです。2013/04/06
匠
72
未亡人とは知らず六花にずっと憧れ続けていた葉月の一途さが、まだ少年っぽさを残していて、ピュアな恋愛モノになるのかと思いきや、亡き夫の幽霊登場でコミカルさとファンタジー色にせつなさが加わるという、一見ミスマッチな花でブーケ作ったみたいな雰囲気。これがけっこうクセになってくるから不思議。六花の心の揺れ動きや想いが、綺麗ごと抜きで、なかなかリアルに描かれていると思う。2013/03/04
しいたけ
65
ある意味三角関係か・・。男の純情は好物です。2018/09/22
exsoy
48
六花さん何歳なんだろう。まだ全然若いよね。2014/01/04
nanasi
36
描きおろしとしてフラワーアレンジ基礎講座が収録されています。たむける花も選ばずに、ずっとそばにいるだけでいい。置き去りってした方とされた方どっちが苦しいと思う?葉月の恋は叶うのか。2012/12/03