角川コミックス・エース<br> 氷菓(10)

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角川コミックス・エース
氷菓(10)

  • ISBN:9784041035894

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内容説明

ついに「怪盗十文字」にたどり着いた奉太郎。奉太郎の推理が「十文字」の謎を解き明かす!そして、古典部メンバーの晴れやかでほろ苦い学園祭の幕が下りる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

63
長らく待ちに待った10巻目。「クドリャフカ」編はシリーズ最長の話なので、長い文化祭だったように感じられました。原作を読んでいない唯一のエピソード、「連峰は晴れているか」が新鮮でした。原作の米澤さんからのひとことで、「氷菓」が2001年発表と聞いて驚き。なにしろ15年ですから。まだ彼らは21世紀初頭の世界に生きている!?2016/07/25

ソラ

45
クドリャフカ編終了。今回もとてもいいコミカライズだった。個人的印象だとコミカライズされるとただの原作のダイジェスト版みたいな感じを受けることが多いのだけれど、これはしっかり作りこまれてるなぁと感じる。2016/07/24

へくとぱすかる

42
7年ぶりに再読。前の9巻からほぼ1年後の続巻を、今回は間断なく読んだ。ディテールをほぼ忘れていて、「十文字」事件の奇妙なくいちがいに、そこまで本質的な意味があったとは! 正直に驚きながら「クドリャフカ」篇を読み終わった。2つの短編は時系列としてはここに収まるのか。奉太郎がついに省エネ主義を捨てた!? 「連峰は晴れているか」。安楽椅子、いや生徒椅子探偵に徹した「心あたりのある者は」は、ケメルマンの「九マイルは遠すぎる」を思わせる。視覚的に魅力あるコミックとして見せるのは困難と思われるだけに、見事さには感動!2023/08/18

あなほりふくろう

41
千反田さんみたいに妙に距離感の近い人っていますよね。恐れずもう一歩踏み込んでくるみたいな。逆に奉太郎は必要以上に距離を置く感じで。「連邦は晴れているか」奉太郎のいう「無神経」はデリカシーとして理解できるものだし、この配慮の仕方というか彼我の距離の取り方は共感できるもの。でもこれきっと、千反田さんには思いもよらないことだったんじゃなかろうか。遠回しに拒否されたと思ったかも、「とっても……」の後に何を思ったか気になるところです。2016/07/31

イーダ

36
「クドリャフカの順番」「連邦は晴れているか」「心あたりのある者は」どれも好きな話です。「心当たりのー」などはマンガでも説明は難しかったと思うのですが、丁寧に描かれていて良いですね。安定の良質コミカライズです。そうそう。私も河内先輩大好きですよー。2016/07/23

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