少年サンデーコミックス サイケまたしても（５）

著者名：福地翼【著】

小学館（2016/07発売）

• ISBN：9784091271693

内容説明

「能力を悪用する者を正すヒーローになる」と、正義に燃えるサイケだったが、能力のオーバーユースがたたり、倒れてしまう。
そんな中、夢を操る能力者・逆神が現れ、サイケの仲間たちに襲いかかる。
果たしてサイケは最凶の敵・逆神を止められるのか？　そしてオーバーユースの代償は？　覚悟と知略のタイムリープ・バトル、待望の最新刊！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[トラシショウ。]

積読消化。能力の使いすぎが祟り倒れるサイケ。自発的に能力使用を封印した事で黒田ユメヲとも一時的な和解を果たしたものの、ユメヲの妹を昏睡させた「眠らせ魔」との戦いで窮地に陥った氷頭達を救う為、再度「一日を繰り返す」能力を使うが、その代償はあまりに大きく。イゴールあの屈強な見た目で16かよ、マトリョーシカみたいな能力の表現も含め面白過ぎんだろ(笑)。滅びる事のない悪への正義執行に終わりはなく、一方でサイケの脳は能力を使う毎に死へと近づく。自らの命かヒーローか。サイケの覚悟が問われ続ける(以下コメ欄に余談)。

2016/07/08

[わたー]

★★★★★結局彼はどこまでもヒーローで…だから何度挫けそうになっても前を向く。たとえ、その先に待っているものが死だとしても。ループ能力の代償に苦しむサイケ。でも敵は待ってくれず、黒田の妹を昏睡状態に陥れた能力者が現れる。仲間たちがやられていく中、彼はまた立ち上がる。未来を掴み取るために。

2020/03/08

[レリナ]

面白い。サイケの体が限界に近づく中、さらなる敵に立ち向かっていく。坂神を攻略するも、新たな敵対勢力がうまれ、最後はサイケが記憶喪失に。サイケの状態がどんどん悪い方向に進んでいる気がするが大丈夫だろうか。能力の酷使は脳に負担がかかり、いずれ崩壊する。能力にリスクは付き物だね。次巻でサイケがどうなるのか気になる。展開がムラがなくスピーディなので、とても読みやすい。次はどんな能力者が登場するのか楽しみ。次巻に期待。

2016/06/19

[半熟タマゴ＠コミック]

サイケの考えが変わったのはいい事だけど、でも結局は誰かの為に使ってしまうんですよね。能力を使い続けた代償は大きい…。これからどうなってしまうのだろう。

2016/07/26

[kanon]

いつかこの展開は起きるだろうなとは予測はしていたが、結構早くその時が訪れてしまった。そして、一気にその一連の展開も駆け抜けてしまった。もうこれからどうなるのだろうか。物語をこの勢いのまま終わらせにかかるのか否か。もし仮に駆け抜けていったとしても、このあともダラダラと物語が続くにしても、自分はどちらも受け入れる所存である。面白すぎる。

2016/09/10