内容説明
美しく強く生きた明治の女の一生を香り高く描く感動の大河ロマン完結! 娘はかつての自分と同じように、家を捨て恋に走った。妻としての幸せも、母としての幸せもつかめなかった世津に、女の幸せは訪れるのか……。女は何事にも忍従し、家を守らねばならないといわれた時代。あいつぐ逆境にありながら美しく強く生きた女の一生を、流麗な筆に綴って感動を呼ぶ、大河ロマン完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともくん
49
周りから、どんなに不幸だと言われても、本人が幸せなら、幸せな人生なのだろう。 正に、世津が歩んだ人生だ。 どんな、不幸な出来事も、自分の足で人生を切り開いてきた。 男に頼らず、自分を信じて、生きてきた世津の物語。 明治の女の心意気を見た。2021/03/19
roco
2
日本語が美しい。「私の口からは申されません。よろしくご推量ください」余白を相手にわたす会話術。考える時間、間の取り方、身に着けたい。2018/06/24
おばりん
2
上下で購入したので焦りました!中が抜けてる!で、図書館で駆け込み破2時間です。成長する主人公に目が離せません!!2017/07/01
cloud9
1
「セイロン亭の謎」の解説から手を伸ばした「おんなみち」、文庫本で上中下の大作でしたが夢中で読了。脚本も書いていらしたからか、昭和のTVドラマのようでした…とここで検索したらやはりドラマ化されてた。というより、それが前提での執筆かしらん。解説もあらすじがざっとまとめられているので、先に読まない方がいいです。2023/12/15
レンズマン
1
最後はハッピーエンドになると信じたかった・・・でも作品としてはこの終わり方で良作になりましたね。3代に渡る女性の生き様は平岩さんの作品の中で最も大河小説と言えるのではないでしょうか。2013/02/13
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