ヒーローズコミックス 仮面ライダークウガ（４）

著者名：石ノ森章太郎【原作】/井上敏樹【脚本】/横島一【作画】/白倉伸一郎【企画】

ヒーローズ（2016/07発売）

• ISBN：9784864684682

内容説明

「大いなる石を以て、リントを守る。光の名は、アギトなり」


階級上位の未確認生命体・バヂスにより、新たなゲゲルが始まる！
同じ高校の生徒達を執拗に殺害する敵に、一条と共に立ち向かうクウガ。
だが戦闘の最中、クウガの身に、ある異変が……!?
さらにその頃、霊石から生まれた「アギト」が覚醒し、刑務所を脱走する――。

伝説は進化を続け、さらなる未知の領域へと誘う!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[maito/まいと]

青より先に緑のクウガ爆誕！なんだけど、相変わらずアギト関連が不穏すぎて・・・雪菜アギトVSクウガが意外と早く訪れそう（汗）そして今回のゲゲルは人間社会の闇と、人間の小ささ、愚かしさがむき出しにしていて、守るべき世界とは何か？って思いが読んでいて膨らんでいく。目を背けたくなるゲゲルシーンがあったのだが、読んでいてそれほど動揺しなかったのはアマゾンズのおかげ？。また、五代が黒くならないのが不思議なくらいの大虐殺があったのだが、前回（グロンギとの相互理解）の教訓があるからしっかり抑え込んでる、ということか・・・

2021/02/28

[＊]

今日は個人的に病院で採血があったけど、やっぱり針って怖いですね(小並感)。▼他力本願でも復讐のチャンスが舞い込んできたとして、それをグッと我慢することができるか？ゲゲルは例としてあまりに過激だが、「裁かない」って勇気がいる。

2018/03/22

[niz001]

ジャドドリゾシビ。クウガドアギトンゲデデギビゲンガブドガグゼデビダ。

2020/08/14

[白義]

バヂスのゲゲルを自らの力と信じ増長するいじめられっ子、その心の闇につけ込むバヂスの残虐さがえげつなくて凄い。一番怖いのは人間ではなく、その人間すら利用する怪物なのだ、という序列を示した上でゾクゾクする殺人ゲームの展開を描いているのは井上敏樹の美点が新しいクウガ世界で生かされている感じ。アギトの開口フェイスクラッシャーも化け物感があっていい。アギトは平成ライダーの中ではかなりヒロイックで神話的なかっこよさのイメージだったのだけど、まだ力を自覚していない雪菜の危うさがこの漫画では先に立っていていい雰囲気である

2017/10/18

[ももも]

結果的に直接の殺人をしていなかったとはいえ、自覚して殺人を利用していた少年の今後はコンチクショー精神では済まないと思うのだけれど。現実の社会を舞台にしてるわりに登場人物の倫理観が何か欠如してる世界観に思えるので、少年の今後も案外大丈夫なのかもしれない。

2017/11/06