内容説明
日本を代表する名探偵の一人、明智小五郎がはじめて登場した「D坂の殺人事件」。退廃的な空気が漂う大正9年9月初旬、〈私〉はD坂にある白梅軒という喫茶点で明智小五郎と知り合った。偶然、向かいの古本屋で発生した殺人事件。二人は第一発見者となる。犯人は、明智小五郎なのか――「幽霊」「黒手組」「心理試験」「屋根裏の散歩者」も収録。事件発生順に並べた画期的なコレクション全12巻! 配信開始!!(解説/皆川博子 クロニクル/平山雄一)
目次
D坂の殺人事件
幽霊
黒手組
心理試験
屋根裏の散歩者
明智小五郎年代記
解説 皆川博子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こーた
138
1920年、大正時代の明智小五郎はまだ無名の素人探偵で、たばこ屋の二階に下宿し、学生のようにカフェーをフラフラして友人と大好きな海外の推理小説について自説をたたかわせ、街で起こる奇妙な事件に首を突っこんでは、その怪しげな風貌から犯人と疑われたりしているのである。棒縞の浴衣に兵児帯をしめて、もじゃもじゃ頭を掻きむしっては殺人現場でニヤニヤする。あれ?これって金田一耕助の事件簿だったっけ笑。いくつかの難事件を解決してその頭脳をかわれ、警察にも顔が効くようになって、世間に名を成していくさまが、清々しい。2018/02/21
ehirano1
116
キレッキレの明智小五郎でどの作品もイイ感じです。2023/01/14
扉のこちら側
105
2016年609冊め。明智小五郎が登場する作品を、時系列でまとめてた短編集。私の中の明智小五郎は少年探偵団シリーズとか、映像化されたものでのイメージだったけれど、初期のキャラクターが定まり切っていない明智は「金田一耕助」に若干キャラ被りしているようだ。2016/07/30
りゅう☆
102
まだ書生だった頃、古本屋の妻が殺されてるのを発見。彼女の体にある傷に隠されたまさかの行為に驚きの『D坂の殺人事件』。/嫌がらせは『幽霊』になっても続く時に明智青年が嘘を見抜く、これが実業家平田氏との出会い話らしい。平田って誰?/『黒手組』に娘を誘拐され身代金だけ奪われ…の展開にちょっと先が読めたのは推理小説をよく読むようになったからかな?暗号は全く解けなかったけど。/お金を盗むために殺人を犯し『心理試験』の先を読んで準備万全なのにさすが明智!またその先を読んでるからスゴイ。/飽きやすさに辟易、しかもその→2018/09/17
まる
94
江戸川乱歩初読み。短編集だからかサクサク読めた。事件の起きた順番に刊行されていくという画期的なコレクションだそうだ。もっとおどろおどろしい人物かと思っていたけど 明智の人物像はとても淡々としている。でも面白かった。次巻も期待している。2016/11/11
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