内容説明
人口の二割が吸血鬼といわれる大弐本帝國。女学校に通う伯爵令嬢・乙葉も実は吸血鬼。秘密を知る担任教師の欧介から言い寄られている。欧介も九條財閥の御曹司であることを隠して花嫁探しをしており、乙葉を見初めたというのだ。乙葉が彼に惹かれるのは、吸血鬼にとって極上の味である黄金の血の持ち主だからかもしれない…。そんなある日、怪我をした吸血鬼の青年を助けた乙葉だが!?
目次
第一章 或ル男トノ出会イ
第二章 大蔵大臣ノ娘
第三章 潜入調査スル
第四章 散ルトキモ美シク
終章
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃちおおかみ
4
欧介先生もどこまで本気なのか、乙葉も気持が吸血衝動か迷ってるせいかイマイチ上がってこないのが、読んでても淡々としてしまう理由かしら?。シキさんはこれから、先生とも乙葉とも絡んでしっかり盛り上げて欲しいです。2011/12/16
花野
4
面白かったwwシキと欧介の関係が気になるっ!!1巻より今回のほうが好きだったな。イラスト素敵…(´ω`*)海老茶式部みんな可愛いし、男性陣も負けずにカッコいい。2011/12/13
杏
4
前巻と違って長編でした。結構面白いんだけど、前巻で恋心を自覚したような気がしたのに、また後戻りしてるww とはいえ、あざとい感じのエロシーンも少なめで、全体的に受け入れやすくなっていたと思います。東雲中尉がカッコイイですね。あいかわらず、イラストが美麗でほくほく。シキのこともあるし、続きそうですね。2011/12/12
雨蛙
4
ご学友のお嬢様たちの純粋だけど、実は結構したたかなところがかわいい。2011/12/09
Rara
4
ラブよりも大正時代風味の女子校のみなさんの可愛らしさと、東雲中尉の軍服に一番萌えてるかもしれません。このレーターさんの挿絵は黒の使い方がとても好きです。本筋的にはあまり進んでない気もしますが、世界観には浸れました。2011/12/05