内容説明
職業、ドタバタ作家。本名山坂喜三郎でペンネームがオール平仮名、なんのぼうし。上司に辞表を叩きつけ、不自由なサラリーマン生活から脱出をはかった俺。自由の天国自在の極楽、毎日ハレハレ気分……と思いきや。セールス、勧誘、寄付、署名、おまけに編集者からのおかしな注文と、いつの間にやらがんじがらめ。ついに俺は次なる脱出を計画したが……。痛快ユーモア・ドタバタ長篇。
感想・レビュー
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タケミチ
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私小説風。SF作家周りや、上方落語周りの人物を知っていると、より楽しめる。論理分析の流れをそのまま小説にし、それが面白くなっている、っていうのはかんべ小説ではよくあることだけど、ここでも存分に活かされている。2014/07/16
