- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
タマウガチの毒に侵され、昏睡状態に陥ってしまったリコ。
だがレグとナナチの献身的な介抱により、無事回復を遂る。
そしてナナチのアジトで再び体勢を立て直した三人は、アビスの下層を目指し、さらに過酷な冒険を続けていく――。
そんな中、六層への入り口・前線基地(イドフロント)で、三人の前に現れた少女・プルシュカ。
彼女はなんとナナチの宿敵ボンドルドの娘だった――。
必然と奇跡が入り混じる大冒険活劇、第四巻!!
★単行本カバー下イラスト収録★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
47
ボンドルドとその娘プルシュカ。違和感しかない親子。人間性を感じさせないボンドルドにはゾワゾワする。プルシュカの未来が心配だよ・・・。勝てる要素も見当たらないが、ここはナナチに期待するしかないか。ナナチ可愛いだけじゃない、頼りになる仲間だ。2017/03/27
真白優樹
39
ナナチも仲間になり、歩き出した先に訪れたのは真の意味で戻れぬ境界線。そこで出会うのは狂気を体現する白笛、ボンドルド、そして娘のプルシュカ。奈落が生んだ狂気が3人を襲い、実験の中で片腕を失うレグ。戦いとなり、策を巡らせ引き寄せる勝利。が、不滅のボンドルドの魂は他人へと乗り移り甦る。深く誘い込まれるにつれ濃くなる闇と狂気。3人の進む道はあまりにも厳しく、容赦ない。進んだ先に待つものの全容は見えず、絶望ばかりが襲い来る。希望なんて見えやしない。それでも、進むしかない、道の先を信じて。 次巻は大丈夫だろうか。2017/10/17
JACK
31
☆ 巨大でとてつもなく深い穴「アビス」の中で繰り広げられる冒険の物語。探窟家の少女リコと機械人形のレグは瀕死の所をアビスに住むナナチに救われる。彼らは共に下の階層を目指して旅をする事に。やがてリコたちは深界六層の入り口へたどり着くが、そこには探窟家の最上位である「白笛」の一人にしてナナチの宿敵、黎明卿ボンドルドが待ち受けていた。何もかも過酷で残酷な物語。五感を失うアビスの呪いの恐ろしさや、大事な人を失くす喪失感など、残酷な描写が続きます。それでも先が気になって仕方が無い作品。2017/01/07
ぐっち
30
息子からの借り本。ボンドルドが外道すぎる。レグがちゃんと怒っていてほっとする。階層が進むにつれて、エロ度は上昇中。度し難し。2017/12/16
陸抗
25
黎明卿怖いよ。思考も言動も。ナナチが自分を犠牲にしてリコ達を先に行かせようとするけど、ナナチも一緒がいい。プルシュカも出来れば一緒に行って欲しかった。だってこの後、ろくな展開にならなさそうだもの。2023/03/09