内容説明
「SNOOPY COMIC」のSUNDAY版1990~2000年感動の最終回の中から90本を選り抜き、オールカラーで掲載。デイリー版にないストーリーも満載でコミックの魅力が満喫できます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
45
90年代からさかのぼって毎月刊行のシリーズの一冊目、オールカラーでした。やんちゃになったスヌーピー、個性豊かないつものメンバー、何度読んでも幸せ気分になります。そして最終回、うーん、素敵なんだけど泣けてしまいます。2016/06/07
ユメ
43
家にある『PEANUTS』のコミックは4コマがメインなので、サンデー版をフルカラーで読めるシリーズが新しく出版されたのは嬉しい。限られたコマ数の中で独自の世界を築いている4コマも好きだし、表現の幅が広がるサンデー版も好き。毎回違うコマ割りに、シュルツさんはエピソードにいちばん合う形を知っていたのだなと思い知る。ゴルファー、撃墜王…変装の上手いスヌーピーだけれど、小説家としての才能だけは無いというのが面白い。そのスヌーピーが執筆するという体裁をとった最終回には、何度読んでもこみ上げるものがある。2016/06/20
わんこのしっぽ
32
最終回のカラーページは何回読んでも感慨深い。前回白黒の4コマ漫画のセレクションと合わせると効率よくピーナッツの世界観が分かるようになっているのね。2016/05/02
ひろみ
13
世界の(アメリカの?)どこかに彼らが実際いるような気がする。こう思わせるような連載が愛されるんだろうなぁ。チャーリー・ブラウンは今日も野球をするかもしれないし、スヌーピーは小屋の上で寝てるかも。リランはスヌーピーを遊びに誘いにくるかも。 大人が場面に全く登場しないのも、平和な夢の国のようです。2023/07/05
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12
チャーリーブラウン、昔はもっと哲学派だったような気がするが、この頃になると寂しさが閾値を超えてしまった様子。郵便ポストにさえ心配されるほど、形振り構っていられない「恋愛乞食」っぷりがかわいらしい。「運命の再会」が糠喜びだったと知り、思わずスヌーピーに電話してしまうシーンは泣ける▼最終回は切ないけれど、コミックを開けばいつでも、ピーナッツの仲間たちは「ON THE DOUBLE!(駆け足)」で集まってきてくれる。2018/12/09