オーバーラップ文庫<br> 最果てのパラディンI 死者の街の少年

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オーバーラップ文庫
最果てのパラディンI 死者の街の少年

  • ISBN:9784865541045

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内容説明

かつて滅びた死者の街――人里離れたこの地に一人の生きた子供、ウィルがいた。少年を育てるのは三人の不死者。豪快な骸骨の剣士のブラッド。淑やかな神官ミイラのマリー。偏屈な魔法使いの幽霊のガス。彼ら三人に教えを受け、愛を注がれ少年は育てられる。そしていつしか少年は一つの疑念を抱く。「……この『僕』って、何者なんだ?」ウィルにより解き明かされる最果ての街に秘められた不死者たちの抱える謎。善なる神々の愛と慈悲。悪なる神々の偏執と狂気。「約束だ。ちょいと長いが、語ってやる。多くの英雄と俺たちの死の……、そして、お前がここで育った話でもある」――その全てを知る時、少年は聖騎士への道を歩みだす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

61
かつて滅びた死者の街で、三人の不死者に育てられた少年・ウィルの聖騎士への道を描いた物語。素晴らしい。壮大で硬派な王道ファンタジーの開幕です。感動的な家族愛と英雄譚としての熱量溢れる戦いの両方とも文句無しの完成度を持っており、作者さんの確かな筆力で描かれるシーンの数々に心揺さぶられることは確実。三人の不死者に愛情を注がれながら成長していくウィルの姿は非常に頼もしく、そんな彼が家族の為に過酷な運命を背負うシーンは胸にグッときました。ラストは涙腺刺激されてヤバかったし、これは名作誕生の予感。次巻も楽しみです。2016/03/24

よっち

58
かつて滅びた死者の街。3人のアンデッドに育てられる子供として転生したウィルが、彼ら三人に教えを受け愛を注がれながら育てられ聖騎士への道を歩みだす物語。骸骨の剣士・ブラッド、神官ミイラ・マリー、偏屈な魔法使いの幽霊・ガスという訳ありだけれど力のある存在に英才教育を受けて育ったウィル。特殊な環境でしたけど彼らに愛されて成長した過程があるからこそ、三人のために立ち上がるウィルの奮闘と、家族のような存在であった彼らとの別れと旅立ちにほろりとなってしまいますね。ここからどんな旅になるのか次巻が楽しみです。2017/02/22

けろり

41
色々なタイミングが重なり、出会うことの出来た作品です。久しぶりに、面白く世界観にどっぷりと浸かることのできる作品でした。この巻だけでも十分完結しております。最後の番外編にはウルッとさせられました。2018/05/19

けろり

37
2巻がやっと手に入ったので、その前に読み直しました。 ブラッドとマリー、ガスがウィリアムの家族で本当に良かったです。最後に二人の生前の姿が浮かび上がるシーンは泣きそうになりました。 ガスが後10年生きててくれることが救いです。これから冒険が始まります。灯火の神グレイスフィールが見ていてくれるというのは心強いです。2019/02/24

花揶〓書店員

31
何とヒロイン皆無。しかし戦闘描写と優れた言葉のセンスが心逸らせ、静かな感動を与える構成はテンプレを一刀両断する。少年は三人によって、剣を、魔法を、祈りを、惜しみ無い愛を分け与えられて成長する。硬い骨に乾いた皮、透き通った霊体に感触は温かさの欠片も無いのに、不器用な優しさがじんわりと染みる。そして来るべき時、少年は知る。不死者達の謎を、生の幸福を、死の絶望を。闇夜の中、邪悪な神に矛先を向け、善なる神に誓う。「流転の女神の灯火にかけて——」最早ての聖騎士、ウィリアム・G・マリーブラッドの冒険譚が今幕を開ける。2016/08/16

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