角川コミックス・エース<br> 燐寸少女(3)

個数:1
紙書籍版価格
¥638
  • 電子書籍
  • Reader

角川コミックス・エース
燐寸少女(3)

  • 著者名:鈴木小波【著者】
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • KADOKAWA(2016/03発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041038635

ファイル: /

内容説明

口うるさかった母が、あの世から蘇ったら? 水泳部の女子高生が心に秘める、決して知られてはいけない思いとは? 妄想を具現化するマッチが照らし出すのは、誰かさんのウラ側――。ココロざわつく読切寓話集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

32
1巻に遡るエピソードもあったが、テイストも1巻のダークさが戻ってきた。狐つきが印象的。寂しく冷たく孤独で・・・美しい荒野。まさかのオチ・・・。切ないホラーとか言うと、反論もあるでしょうが。大好きな味わい。2018/09/17

阿部義彦

15
乗りに乗ってる鈴木小波さんの燐寸少女3巻が無事に出ましたよ。帯によるとなんと映画化(実写)されるそうです。5/28全国ロードショー!そして三社合同フェアで鈴木小波まつりを実施中ですと。今回では書店員とマニア受け漫画を扱った「売れない漫画」が良かったです。そしてラストにはリンちゃんの過去のトラウマみたいなものの片鱗も顔を出します。「人は信じたい事しか信じないのよ」とはまこと至極で御座います。2016/03/15

T.Y.

11
孫が生まれても口うるさかった母が子供の絵から生き返る、友人を助けたい想いの裏側、マイナー漫画を一推ししたい書店員、狐憑きとして閉じ込められた少女を想う少年…今回は闇の部分に触れつつも、すっぱりバッドエンドで落とすエピソードはあまりなく、むしろ宙吊りにして不安にさせるような落ちが目立つ。明治時代でも変わらぬ姿で登場するリンだが、最後にはそんな彼女とチムの過去を仄めかす話が…過去の顧客の再登場もうまく使って今後の布石も敷いており、楽しめた。2016/10/25

レリナ

11
かなり面白かった。話一つ一つにメリハリがあって読みやすい。一話完結型だが、テンポがとても良く読むととても話に引き込まれる。次巻ではリンの過去が少し明らかになるのかな。面白さが際立ってきたので、次巻からの展開がどうなっていくのか非常に今から楽しみ。新キャラも登場するようなので、次巻からどう話に絡んでくるのか注目したい。マッチで妄想を具現化する設定はとても魅力があるので、どんな妄想をマッチをもらった人はするのか毎回とても面白く見させもらっている。次巻ではどんな妄想を見られるのか楽しみ。次巻に期待。2016/03/06

策太郎

9
不思議な話から、人間の深い欲望や業みたいな話へシフトしていってるなぁと感じました。実写化見ようかなぁ・・・2016/03/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10365607
  • ご注意事項

最近チェックした商品