内容説明
杢之助、最後の足技!
岡っ引源造にそれを目撃された杢之助、ついに覚悟の時!
与太者が町内の古着屋に買戻しに来た半纏の襟から怪しい書付が出て、杢之助はその糾明にのりだし、盗賊一味を捕えることができた。しかし、賊を仕留める杢之助の足技を源造に目撃される。前科が発覚すると覚った杢之助は、住み馴れた左門町をひそかに離れてゆく。好評シリーズ最終巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
38
再読。股旅姿で颯爽と東海道を上る杢さん、西部劇のラストシーンのようにカッコイイのに小田原あたりでまたお節介のムシがw左門町の人たちとのお別れは寂しい…ほとんどレギュラーだったのに最後まで名無しの一膳飯屋のかみさんにももう会えないのね。2019/09/26
山内正
3
商売として半纏が流れて来た袖に書き示す紙があり杢之助は盗みの日と店が書いてある 岡っ引きに盗みを 取り押さえる段取りをつけ夜を待ち いざ盗賊との乱闘の最中杢之助の必殺蹴りが岡っ引きに見られて 今まで隠し続けた秘密が判る これが最後と杢之助は江戸を出る 木戸番最終回2018/03/27