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内容説明
ツッコミ役の金やんと、天然ボケの高木さん。ふたりはごく普通の女子高生のようだけど…彼女たちの暮らす世界は、私たちの知るこの世界とは微妙に異なっていて、そこでは奇妙で奇天烈でSFでファンタジーな出来事が、ごく日常的に展開されていく。第7巻は、シリーズ初の“大長編”を収録!! 「鏡がワンテンポ遅れて映る」思えばそれが異変の始まりだった…。やがて世界中を襲う異常気象&超常現象…そのとき金やんと高木さんの運命は――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッコー
12
鏡の世界の異変から始まる長編。もちろん面白かったが、普通に1話完結でも十分面白いから長くなくてもいいかな。金やんも金やん母もなかなか変わった人だな。2015/03/12
JACK
11
◎ 不思議なSFネタを女子高生の視点で描くゆるいマンガ。基本的に短編スタイルですが、この7巻はほぼ一冊丸ごとの大長編「幾重不明回廊」。ある日、鏡の中に映る像がワンテンポ遅れる謎の現象が起こる。さらに鏡の中からキレイな色の小さな玉が転がり落ちてくるし、空には亀裂の様な線が現れ、一日中夜になったり、実体は見えないのに影だけが見えたりと様々な現象が起こる。鏡のこちら側と向こう側で食い違ってしまった世界。自分たちはどちらの世界にいるのか…。淡々と不気味な出来事が起こる不思議な読み味はなかなか楽しめました。2020/10/08
半熟タマゴ@コミック
6
どちらも鏡の向こう側と言えるしこちら側とも言える。じわじわとくる不気味さがいい。長編が怖い感じだったから、その後の鼻水の話でちょっと和んだ。2016/01/13
コリエル
6
この人はいつも子供の頃とかに考えて不安になったような思い出を深化させた漫画を描いては俺を不安にさせる…。今回は鏡の中の自分たちにも別の世界があるのだとしたら? という話。2014/07/11
みみなし里緒
4
鏡のこっち側と向こう側のパラレルワールドの話。鏡像が少しずれてみたり、勝手な行動を始めるっていうコントよくあるよね。それを少し膨らましたストーリー。どうなるのかと不安を掻き立てておいて、結局、ハッピーエンド。戻った世界が元いた世界なのかどうか・・・は置いといて。そもそも、世界はこっちとあっちの二つだけとは限らないわけだ。(まあ、それはこのストーリーとは別の話)鼻水が宝石になる話も面白い。7月7日発売の第7巻でした。2014/07/23