内容説明
異母弟・三の宮と激突した明槻が心配な塔子は、後を追って東宮御所へ。しかし彼を待ってたはずが、気づけば朝で、隣には明槻が寝ていた!! これはまさか――と盛大な勘違いをする塔子の元に、再び苑子の母・省子から文が届く。真意がわからなぬまま誘いを受けた塔子に、彼女は「姫の産む子が若君であれば、引き取っていただけませんか?」と衝撃の提案をしてきて……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅてふぁん
20
万結さん、素敵すぎます!次巻からは宮中で活躍してくれる予感。楽しみ。 直霧と万結、二の宮と三の宮、今回は『兄弟(妹)』が目立つ話だった。2016/04/27
ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
19
宮廷編完結♪細かく言えば三の宮不祥事(?)事件終わり。三の宮ってなんであんな焦らして頑固なんだろう・・・。よくみんな許してくれたなぁ二の宮が弟を足蹴にするの面白かった♪今回も古事記が少し入ってきて今昔で考えらされた。次巻は塔子と明槻がもうちょっとラブラブを期待!2015/12/29
ももたろう
16
今回も自作A4サイズ相関図が役立ちました!少女小説らしからぬやんごとなき方々の人間関係フクザツでドロドロのお話ですが、テーマは「家族」なのかな。万結さん大活躍で良いです!明槻はネクラ…いや、真面目過ぎるから塔子と万結のコンビでもっと明槻をワタワタさせてカラッと話しを盛り上げてほしい。3巻入浴中に乱入された時や縋子にふりまわされてる時の明槻の顔大好きです!塔子の寝言前は「…叔父様」だったのに今回は「…あかつき」。恋愛面で成長してますね。嫉妬を感じたり、恋をして初めて知るキモチって誰か和歌で読んでいそうだな~2016/01/13
はなりん
12
三宮と苑子様のごたごたは一応決着。二宮もなんかいいキャラになってきた。ただ塔子に対する態度と塔子に危機感が薄いので、ちょっとハラハラする。そして万結がなかなかいいキャラで今後も宮中に出仕することになって楽しみ。東宮と塔子も熊野以来ラブラブシーンがめっきり減ってしまったので、もう少し甘さ増量でもいいのになぁ。2017/04/09
Sari
9
前回がかなり微妙なところで終っていたので、ひとまず宮中編完結ですっきり。でも、今回はとにかく三の宮がめんどくさかった。三の宮が変に意地をはっていたせいでこじれにこじれまくり、周りが解決のために奔走。まぁ、それがないとあっという間に解決で話にはならないんだが。やっぱりこの時代は名前だったり役職?でも呼ばれていて、相関図があってもときどきわからなくなる(笑) 万結さんかぁ・・・また良いキャラが!!今回は万結の「尚侍に悪い虫はつけさせません!!」で、明槻のよし採用!!の場面が個人的にツボ(笑) 次が楽しみです。2016/01/10
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