一迅社文庫 赫竜王の盟約騎士: 1

著者名：手島史詞【著】/八坂ミナト【イラスト】

一迅社（2015/11発売）

• ISBN：9784758045667

内容説明

十年前、竜の大群がどこからともなく出現し、世界は滅亡の危機にあった。しかし、アルキミア王国は竜を殺せる特殊な魔剣「竜剣」の精製に成功。反抗に転じた人類はかろうじて竜たちを押し戻し平和を取り戻した。それから十年。ある目的を胸に秘めた少年「ジル」は東方の女剣士「咲夜」とチームを組み竜討伐の途中、王国の若き王女「ティナ」と出会う。魔術で自分だけの剣を創り、竜を斬った分だけ強くなれ！手島史詞が贈る、新感覚竜殺し学園ファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりも]

手島先生の新作という事で購入。一迅社文庫という事で仕方がないのかもしれないがラッキースケベが多すぎて邪魔だったのは残念。世界観自体は復讐モノで１巻の段階からクラスメイトが死んでしまったりと前作どうよう重ためで戦闘シーンも非常に良かっただけにエロでテンポ悪くなるのはきついな。まぁここらへんも前作同様といえばそれまでなんですが。恐らく今作もハーレム展開に持っていくんだろうけどもう少しエロ控えめで行ってほしいかな。

2014/06/23

[しぇん]

ザ・一迅社文庫という感じですがベテランの手島先生なので安定した出来に。復讐物、人も次々死んでしまうと若干暗めの物語ですが、何故かあまり暗い感じはしませんでしたね。物語の展開は非常に早いので、全５巻以内に纏めてくれるのかな？という印象です。あと、一迅社（あとＭＦ）文庫なら仕方ないのかもしれませんが最後のサービスシーンとか要らないような。シリアスな所はシリアスに閉めて欲しいなと思ったり。

2014/06/23

[1_k]

良くある戦士養成学園ものかと思えば、ブラック目の設定・雰囲気作りが上手く機能している。こりゃどう見てもヒロインの一人だろうってキャラがあっさり死ぬとは。終盤からの主人公最強展開など王道の展開も熱い。中途半端なラッキースケベは浮いていても良作と言っていい。しかし、竜星石ってどこかのドールみたいだな……。

2014/07/09

[真白優樹]

何でこの作者さんのシリーズにもっと早く注目しなかったんだろう、ヤバい面白いじゃないかっっ！！　・・・という咆哮はおいておいて、崩壊の危機を迎えた世界で復讐の為に戦う青年のお話、咲夜可愛い（落ち着け）・・・ヒロインと主人公の道が敵対する時、そして守るための力が本質の主人公がこのまま復讐の為に戦い続けるその先・・・その先がぜひとも見てみたい、次巻も購入決定。

2014/06/22

[天涯]

手島史詞先生の新作。一迅社では何作か出しているみたいだが、買うのは初めて。手島作品のニュアンスを残したままのハイファンタジー。竜を狩る少年少女たちの物語。設定や戦闘描写が面白く、楽しく読めた。個人的に好きなのは咲夜かな。フィーネは、まぁ予想はついた。個人的には仲間に男が欲しいが、一迅社では仕方ないかも。次巻にも期待。

2014/06/20