勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(下)

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勇者、或いは化け物と呼ばれた少女(下)

  • 著者名:七沢またり【著者】/おぐち【イラスト】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • KADOKAWA(2015/11発売)
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  • ISBN:9784047297579

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内容説明

はるか昔、勇者には三人の仲間がいた。そして、今このときも。勇者は何のために戦うのか。世界の平和のため、愛すべき仲間のため、それとも自分のため? 腐臭が漂えば、少女は立ち上がり剣を取る。
何度でも這い上がり、いつまでも闘い続ける。血は枯れ、肉が削ぎ落ち、身体が朽ち果てたとしても――それが、勇者の使命。仲間の未来を繋ぐため、己の使命を果たすため、勇者は魔物との最後の戦いに臨む。「私が私であるために」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本

68
良かったね、としか言いようがない。エーデルにカタリナの事や後遺症の事などもあり純粋なハッピーエンドかと言われれば何とも言えないが、勇者からすれば相当なハッピーエンドではなかろうか。世界は群雄割拠で天候不順の戦国時代に突入した様だけどアートの街が平和ならいいじゃないか。前作「死神を~」に繋がる様だし再読する良い機会か。2017/03/01

T.Y.

16
勇者の過去が明らかになる。仲間に裏切られても、自分は勇者だというアイデンティティのため戦い続ける勇者。救われず外道に堕ちる人間、魔物との人格的な交流といった、善悪について揺さぶられるエピソードもありつつ、それでも戦いに向かう姿勢は変わらない。しかし勇者の身の限界が示唆される中で、大きな危機を前にして彼女と今の仲間達は…。凄絶な戦いに、ほろ苦さもありつつ爽やかで美しいエピローグ。最後には『死神を食べた少女』への直接の繋がりもあり。良い作品だった。2014/08/22

dorimusi

11
読了。思った以上にハッピーエンドな感じの結末でした。 最後の最後にネタバラシするならエーデルのその後も書いて欲しかったけど…… それより3英雄の騙し討ちとか何があったのかはわかったけど背景の掘り下げが欲しかった。なんで封印が必要?星玉はなんのために?とか。オークの話から八つ目蜂のヤトゥムとか重たい話しを出して対して掘り下げなしだとなんだかなって感じでした。 面白くなかったわけではないけど、なんかもっと重厚感ある感じに書いてくれてもいいんじゃないかと……2022/08/16

コウディー

10
最後の盛り上がりがよかった。 正当なダークファンタジーって感じ。 やっぱり「死神を食べた少女」の方が好みだったな。2023/10/09

ささきち

9
口絵でゴミクズ共の絵とかいらねぇから今の最高の仲間達の絵に変えてくれませんかね~?こんなもん見せられても吐き気しか出ないんだが?1巻で思っていたけどまじで2巻でもゴミカス共に対して何一つ良い所がなくそれどころかヒステリー糞女は勇者を化け物として伝え勇者を殺す兵器まで残していったとかねイライラしますわ~そしてカスが残した物はやっぱりカスでこのせいで死神を食べた少女の大戦争が始まるきっかけとなったのさ。下巻の中身は勇者は最後まで勇者として戦い抜いたが前回は絶望の中ただ戦い続けたが今回は助けたい仲間達がいて 2020/02/01

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