陽だまりの樹 手塚治虫文庫全集(1)

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陽だまりの樹 手塚治虫文庫全集(1)

  • 著者名:手塚治虫【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2015/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063738872

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内容説明

蘭学医・手塚良仙(てづか・りょうせん)の息子良庵(りょうあん)と府中藩士の伊武谷万二郎(いぶや・まんじろう)は、美女・おせきを巡り犬猿の仲だった。そんな最中、良庵は適塾で蘭学を学ぶため、大坂へ旅立った。万二郎は、江戸を襲った大地震で、民衆を安全な場所へ誘導するという大手柄を立てる。一方、良仙は奥医師たちの激しい妨害の中、娘婿の大槻俊斎(おおつき・しゅんさい)らとともに種痘所の江戸設立に向け頑張っていた。幕末に実在した著者の曽祖父をモデルにする長編時代作品。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT326~327『陽だまりの樹』第1~2巻収録 <初出掲載>1981年4月25日号~1986年12月25日号 ビッグコミック連載

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホームズ

13
昔深夜にアニメでやっていたのをたまに見たりはしていたけどちゃんと読むのは初めて。万二郎が好きだな~(笑)地震の中を走り回るシーンが迫力があるな~。阿部正弘、堀田正睦など歴史上の人物たちも登場してきて面白いな~(笑)2012/08/18

いまちゃん

9
利用者からの調査の関係で読んでみました。堅物で血の気の多い武士の万二郎と女好きな医者の良庵。絵が好みでないので読むのにまぁ時間がかかること(^-^;でも、続きは気になるってことでゆっくり読んでいきます。2016/09/28

koheinet608

2
 全巻一気に読みました。「当たり前」が崩壊していく様子を見事に描いている。良い、悪い、そういう視点で、この漫画を語ることができない。時代背景は、劇的に世の中が変化している江戸末期から明治維新にかけての日本。主人公は、幕府側に仕える者と、街医者(手塚の先祖)、この二人が、どのように、この時代を、駆けていくのか。  この漫画は、手塚治虫氏が経験した戦争体験と戦後、 そして自身の漫画家としてのキャリアの成功とそして苦悩を色濃く投影しています。是非、一読を!  2017/05/10

rakukko

2
タイトルくらいは知っていたが時代ものとも知らなかった私に友人が貸してくれた。主人公は直情不器用タイプの武士とお調子者だが筋は通ってそうな蘭学医(作者の先祖だそう)、幕末を舞台に二人の若者がどう絡み合っていくのか非常に楽しみ。まだ序盤とは言え、密に作り込まれたストーリーはすごいの一言。2014/05/10

santana01

2
幕末の動乱期に時代の荒波に翻弄される医師手塚良庵と下級武士伊武谷万二郎。読み手はその後の歴史をすでに知っていて読み進むのだが、歴史の表面には現れない彼らが時代とどう関わり合い、何を見つけ、何に絶望してゆくのか、その生き様に注目してゆきたい。2013/10/22

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