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内容説明
蜷屋(になや)の大旦那・膳右ヱ門(ぜんえもん)が、痘瘡にかかっていることが発覚する。緒方洪庵(おがた・こうあん)の命により手塚良庵(てづか・りょうあん)は、膳右ヱ門の養女・お品(しな)をはじめ、店の者全員に種痘を受けさせ、感染を防ぐべく努力していた。安政三年七月、通商使節としてアメリカから下田に、ハリスと彼の通訳のヒュースケンがやってきた。日本との交渉が難航し、過労で倒れたハリスは、ヒュースケンの愛人のお吉(きち)を専属の看護師として雇うことに……!! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT328~329『陽だまりの樹』第3~4巻収録 <初出掲載>1981年4月25日号~1986年12月25日号 ビッグコミック連載
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホームズ
12
大阪での良庵の生活はだいぶまともになった感じ(笑)福沢諭吉や大鳥圭介など適塾の仲間たちとの頑張りなどは良いな~。万二郎の方はヒュースケンとの友情が徐々に芽生えて言ってるのが読んでいて面白い。古い体質の人たちが新しい物を嫌い対立していくのはいつの世も同じ。物語に引き込まれていくな~(笑)2012/08/18
santana01
2
ようやく物語が動き出した感がある第二巻。三十歳を超えている手塚良庵は気楽に見えながらも、大坂の適塾で福沢諭吉らの後の明治の大立者に囲まれながら、違和感を感じつつもう一つ自分の進むべき道が見えず、苦悶している様子。万二郎も自分の意志とは関係ないところで時代の波に翻弄される戸惑いがよく描かれている。ハリスやヒュースケンとの関わりも、単に教科書で学ぶだけでなく漫画で読むほうが登場人物が肉付けされて理解しやすい(あくまでフィクションという前提だが)。2013/11/11
ふろんた2.0
1
★★★★2019/02/12
愛理ちゃん88
1
手塚作品のわき役はよい味をだす2018/05/20
コモヒ
0
大奥と並行して読んでるので、色々グッとくる、し、ワクチンという言葉は当時なかったが、その黎明期、一巻を読んでから十年くらい放置してしまってたので、(何故??)頑張って今度こそ間を開けずに続きを読みます!2023/06/22
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