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内容説明
小さなスパゲティー屋で働くすーちゃんは、なにげない日常の中で、他の人とはちょっと違う景色を見てしまう女の子。バイトからの帰り道で、カメラを手に出かけた先で……心を開くかのように、彼女の前にだけ現れる景色たち。それは、その場所に残っていた誰かや何かの記憶のような、心地よい違和感。誰かに言いたい、でも言いたくない不思議なひと時を9編収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
26
触れそうで触れない、踏み込みそうでギリギリ一歩足りない。そんな坡境目を歩くすーちゃんの(非)日常。この空気。この距離感。他の作家さんでは出せない、他の雑誌では見たこと無い。人間だけじゃないんだよ、記憶しているのは。そう声を掛けられているようで、もしかしたらそんなこともあるのかなぁ、なんて思えたら、それは芦名野さんの作品の空気を楽しんでいる証かもしれないな。2015/10/06
Tatuyuki Suzuki
17
相変わらず不思議な漫画です。姪の春日が出てきて余計不思議です2016/11/03
ゐわむら2なつき
17
すーちゃんが見る不思議な世界はなんだか普段閉ざしている感覚を呼び覚ましてくれるよう。ちっちゃい春日ちゃんはなんだか大人びているなぁ。2015/12/31
gelatin
17
★★★★ そもそも毎日の過ごし方が海寄りでうらやましいのに、その時空の広さがたまりません。不思議なものはみな潮の香りに溶けて地層のように「思い出」として積み重なって、そしてなくなっていく感じ。ちょうどこちらの世界でも大きい月が見えて、漫画の世界と一瞬つながったようでしたよ。2015/09/24
mt.gucti
13
あいかわらずで嬉しい(´・ω・`)。2015/12/15