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内容説明
グータラな読書家“バーナード嬢”と、その友人たちが図書館で過ごすブンガクな日々―。『白鯨』『走れメロス』『怪人二十面相』『屍者の帝国』『雨ニモマケズ』『火花』……、古今東西あらゆる本への愛に満ちた“名著礼賛”ギャグ、堂々の続刊!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
373
神林しおりの暑苦しい読書トーク聞きたさに2巻買い。キャラもより確立されてきたので1巻よりも笑った。あるあるネタ多いから、どうしても身につまされる思いになっちゃうわ。町田さわ子のナメっぷりもむしろ好きだしね。本なんてナメて手を出して読んでから内容にビビりゃいいんだよ!でもさわ子はちゃんと読まないのが問題か。だから町田、神林コンビの漫才会話が面白いわけだけど。ところでこの巻の神林しおり、やけに可愛くなってね?読書家補正だけじゃなくて、照れたり笑ったりムキになったりたまらん。もっとSFを読もうと使命感すら湧く。2015/07/28
へくとぱすかる
291
少しずつ読めているのがすごい。しかし、相変わらず笑わせてくれます。それにしても高校生がこんなに本に詳しくていいんだろうか? それこそ例の「古典部」での会話が、高校生にしては大人すぎるのでは、という話を思い出してしまう。みんな読書家だよね。2016/11/16
yoshida
289
バーナード嬢こと町田さわ子以外にも、神林しおり、長谷川スミカ、遠藤くんのキャラが立ってきて勢いが増した。読書家あるあるだと、村上春樹さんの作品の登場人物の話し方を真似る回が楽しい。10年以上前に村上春樹さんの作品で「あまねく」という表現があり、私もどうしても使用したく、社内の稟議にこっそり使用した。神林しおりと町田さわ子の距離が縮まり漫画としても読ませる。笑顔のみかんが微笑ましい。やはり作品に対する思い入れを、思い切り誰かに話せる事は楽しいと実感。読メで皆さんの感想を読むとそんな気持ちになる。3巻へ進む。2016/11/12
澤水月
142
ケッチャム読みたくない嗚呼、読みたくない…爆笑。KAGEROUを今これだけ真面目に考察!私も素直に次作読みたい。宮沢賢治、共感出来すぎ泣く。バラード、パラニューク、隠れキャラでアランムーア!「ド嬢読んでると読書家っぽいと思ってると思われるんじゃ」…なんて考えは吹っ飛ばす! ゴミ捨場の本にまさかのあの本とか、裏表紙にもなってるドグラマグラへの態度とか何から何までツボ。又吉もある。「読んでない本を読んだ気になるのにラクをするな!」…しかし今巻は百合とはごちそうさま! 今巻題字青いのKAGEROU合わせ説に目鱗2015/08/05
ハイカラ
132
読みました感を出す技術を多数考案するド嬢だけれど、神林から借りた本は結構読んでいるらしいので、そこが微笑ましくてやばい。神林もちゃんとド嬢を友達と認識しているようでこれまた微笑ましい。いいね。登場人物の口調を真似てふざけまわるのは友人とよくやっていたので懐かしくなった。2016/09/27