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内容説明
この世界の情報を得るため、冒険者に身をやつし市街での活動を開始することにしたアインズ。「森の賢王」との邂逅などを経て順調に名声を獲得するが、その先には狂気渦巻く陰謀が待ち受けていた――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
32
ナーベ好き。クレマンティーヌもぶっ壊れてて好きだったけどなー。2018/12/29
トラシショウ。
15
積読消化。ナザリック大墳墓を出て、新米冒険者モモンとして情報収集にあたるアインズと、戦闘メイド・プレアデスではなく一介の魔法剣士として同行するナーベが直面するこの世界の国家や冒険者ギルド等のシステムから、アイテムに関する並外れた才能を持つ青年・ンフィーレアとの出逢いを経て、漆黒聖天の一人クレマンティーヌらの陰謀への導入まで。裏表紙でおもっくそ御尊顔を見せてる自称「森の賢王」の正体は一応伏せておくか(笑)。原作一巻を一冊で収めた一巻の強行軍の様な慌ただしさは薄れ、若干腰を据えた語り(以下コメ欄に余談)。2017/07/18
サケ太
11
ホントに良いコミカライズ。原作書籍版2巻の内容途中まで。冒険者モモン誕生。漆黒の剣。薬師のリイジー、ンフィーリア。森の賢王。ズーラーノーンの陰謀。表情豊かなキャラクターたちが動き回って楽しい。原作をうまく再現しているので面白かった。2015/07/23
わたー
10
★★★★☆原作2巻の前半までをコミカライズ。皆大好き、森の賢王ことハムスケの登場。予想以上に愛くるしい姿がいい。今回も原作の内容をぐぐっと凝縮してあるため展開は早いのだが、押さえるべきところはきっちり押さえているので気にはならなかった。2017/03/12
袖崎いたる
10
近年の傾向としてビルトゥンクス・ロマンの舞台をオレツエー以後にするということがある。強くなってく過程をすっ飛ばして強くなってから主人公が何をするのかという好奇心に寄り添うような物語である。これはひとつの反復され、もはや自動化された物語パターン(ゲシュタルト?それともイマーゴ?)に対する自己批評的な視線に対応した物語、それがきっとオレツエー系だのと呼ばれてるのかも。この作品だとそれが痛快で、更には面白いことに『寄生獣』のようにオレツエーへの順応とそれへの自己批判とが同伴し、逆説的にユマニスムを問うてること。2016/07/07