双葉文庫<br> 阿弥陀小僧七変化 : 1 盗まれた小町娘

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双葉文庫
阿弥陀小僧七変化 : 1 盗まれた小町娘

  • 著者名:飯島一次【著】
  • 価格 ¥539(本体¥490)
  • 双葉社(2015/06発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575667172

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内容説明

江戸の町で謎の盗賊「怪盗阿弥陀小僧」が大評判となる。盗みの予告は「南無阿弥陀仏」の御札。いくら厳重に警戒しても、鮮やかに大切なお宝を盗んでいく。そんなある日、日本橋の豪商「三浦屋」に盗みの予告が届く。三浦屋の若旦那でありながら、いまは役者修業中の中村捨蔵は、独自に探索を始めるが、妹のお雪がさらわれてしまう。注目の新シリーズ第一弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

113
阿弥陀小僧七変化「盗まれた小町娘」1巻。変幻自在の盗人阿弥陀小僧と勘当されてまでして役者に弟子入りた大店の息子中村捨蔵との捕物探偵の物語、殺伐としたところもなく、面白く読みやす。2015/12/13

ごへいもち

15
読んでみたら既読の「室町小町謎解き帖」に先立つ話だった。さすがにこちらのお雪は主人公ではないので少しおとなしい。そこはかとないユーモアを感じられて良いな。寡作なのが残念2024/03/14

めにい

5
お雪さんのお兄さんが主役で、こちらのほうが先だったのね。2016/10/02

マカロニ マカロン

5
個人の感想です:A-。変装の名手で盗みはするが非道なことはやらない「阿弥陀小僧」を捕まえるため、大店呉服店主の父から勘当された役者修行中の捨蔵が推理をしていく。日刊ゲンダイで今年の1-2月に連載された小説を文庫化。連載された1,2章よりも文庫本用に書き下ろされた3,4章の方が話の展開が二転三転してさらに面白くなる。シリーズ化されるとのことでこの先の展開も楽しみ。読み終わった後、無性にうまい鰻が食べたくなった。2015/06/15

とく たま

2
シリーズ第一巻目で人物描写を丁寧に書いているので間延びするが登場人物にだんだん人格が宿ってゆく。シリーズ初版出だしでは常套手段でありうまい。変化の技でその人のお宝を鮮やかに盗んでゆく今評判の阿弥陀小僧と、役者になるため感動された豪商の若旦那との活躍。その二人に集まる面白げな人たち、シリーズの今後が楽しみだ。阿弥陀小僧の正体は・・・?!若旦那の活躍は・・?2016/10/21

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