内容説明
怪盗「阿弥陀小僧」の盗みの予告である「南無阿弥陀仏」の御札が、人気役者・川村彦四郎の家に貼られ、江戸の街は大騒ぎになる。彦四郎は芝居を休み、家に閉じこもるが、その三日後、胸を一突きに刺され殺されてしまう。人を傷つけないはずの阿弥陀小僧がなぜ? 役者修業中の中村捨蔵は、さっそく事件を調べ始める。話題の新シリーズ第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
112
阿弥陀小僧七変化「殺された千両役者」2巻。1巻読まずして先に読んだのでよく解らず主人公なのか?阿弥陀小僧が全く出てこない、周りの捨蔵や同心、岡っ引きが推理して阿弥陀小僧の犯行を推理する少し変わった物語かな。2015/12/06
マカロニ マカロン
4
個人の感想です:A-。阿弥陀小僧の第二弾。捨蔵がようやくセリフのある役をもらえたが、いやみな人気役者にはめられてしまい役を下ろされてしまった。そして、その人気役者が殺され、さらに捨蔵の実家の三浦屋に再び阿弥陀小僧の貼り紙が貼られていた。阿弥陀小僧は誰なのか?9月発売の第三作で明かされるのか?とても気になる。ちょうど江戸東京博物館の常設展で江戸三座、通油町の耕書堂(蔦屋)、山東京伝の『江戸生艶気樺焼』の黄表紙の展示を見てきた直後に読んだので、ストーリーがとても身近な話のように感じてしまった。2015/09/13
とく たま
2
気になる気になる阿弥陀小僧の正体だけど、いまだその片鱗すら見えない。ただ面白半分の盗人でもないような?それに大店の若旦那だった売れない役者が阿弥陀小僧に遭遇しすぎる。何かかわりがあるのか否か?ミステリー仕立ての時代劇。少々説明過剰の感あり。阿弥陀小僧の正体は捨蔵の師匠か・・?違うよなぁ~!2016/10/25
ミント
0
★★★★2020/10/23