講談社青い鳥文庫 新 妖界ナビ・ルナ（２） 水底に沈む涙

著者名：池田美代子【作】/戸部淑【絵】

講談社（2015/07発売）

• ISBN：9784062851350

内容説明

八方玉（はっぽうぎょく）のかけらが、かがやいたとき、ルナの心に青龍（せいりゅう）の声が響いてきました。朱雀（すざく）につづいて、青龍にも危機が！八方玉に導かれるまま、青龍をさがすルナたちが、たどりついたのは、なんと水害で沈んだ村……！！そこで出会った不思議な少年・駿（しゅん）が語った、額に梵字（ぼんじ）が刻まれた少女と黒い獣の正体は一体！？ますますドラマチックな人気シリーズ第2巻！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雪紫]

あらすじには書かれてたけど、まさかのレース展開に幻のタイくん登場など(さらりと一人称が変わってるが幻だから？)色々明るめな要素は振ってるのに基本はやるせない・・・村の真相が薄々察せられるだけに。

2020/10/02

[唯月]

青龍の物悲しい声を聞いたルナとふうりとソラウは、北東へ向けて旅立った。村ごと水に沈んだ地に到着したルナ達は、盲目で両手も不自由な黒髪の少女によって青龍は傷つけられたという情報を聞く。彼女はまさしく、梵字の刻まれた悪しき力を持つ謎の少女。ルナ達はまず村の水をなくす為、再び幻の世界へ。そこではタイが生きていて、彼が死んだ時腸がちぎれる思いだった私は、ルナ同様に感激した。更に双子が日常会話をしている…！感動。幻に耐えた三人は、謎の声と共に各々寿命を三分の一削られる。ルナ大丈夫…⁉︎寿命、半分しか残ってないが…。

2025/01/08

[加野桃花]

なつかしい、こんな終わり方前作ではなかったなぁ・・・・

2013/05/30

[みーこ＠ただのねこ(春毛)]

これまでの、シリーズの中で一番やるせない、希望の見えない終わり方だったのではと。五巻目の終わりですら、この深刻さにはおよばない感じ。よく考えてみたら、生死に関わるあの終わり方の方が深刻なはずなのにね。

2012/11/17

[雨巫女]

命を縮めて、人を助けていくのでしょうが、他に方法はないのか？

2010/03/05