内容説明
話題作にして問題作、大晦日の群像劇、第2弾! 縮まらない準との距離に焦燥する捜索隊。同じ頃、準のブログの存在が明るみになってしまい、捜索隊の一部は謎の男にケータイを奪われ、連絡がとれなくなり…? 「こんな貴重な教訓を、君たちは眼球たった一個の代償で学べたんだ。大いに喜んで、今後の人生設計に活かしていこうじゃないか。さーて、座が盛り上がったところでミツハシ君。……おじさんの探してる例の携帯電話、どこにあるんだろうね? 今ならまだ片方の目だけで済んでるよ。彼女のお腹の赤ちゃんもまだ五体満足だ」(パート5「大人はわかっちゃくれない、もしくは2vs13」より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
5
15人の24時間のお話なのに、1巻での語り部は自殺志願の徳永少年とそれぞれの理由や成り行きから捜索隊として動く12人でまだ13人。そこに今回14人目が参戦し、未だ正体不明の〈17〉を加えての15人が物語の主役となっていきます。 全6巻を一気読みした上で感想書いてますが、裏社会のいざこざにも巻き込まれますます混迷を極める展開は読めば読むほど目がはなせなくなりますが、巻を重ねるにつれ物語のコレジャナイ感がだんだん増していってしまうのが残念でした。2014/02/08
けいちゃっぷ
5
いよいよ混乱の度合いが増してきました。ラスト近くでマキメのなんとかホルモーっぽくなったときはうんざりしたが、乗り越えたかな。まだ1/3か。果たしてこの先に何があるのか。355ページ2010/01/07
蒼@灯れ松明の火
4
だんだんと面白くなってきた、それぞれの考えの違いが交差して絡まっていき先がどうなっていくのかが分からなくなっていく。ただどうしても人数が多いのでだんだんこんがらがっていく……。2011/12/11
彩々
4
か、枯野くん?!・・・ってとこは速攻続きを読むとして。 井の頭公園の簡単なイラストが欲しかったな。終盤のドタバタは主要人物の部分以外はスルーしてしまった。位置関係も良く分からんし。 あと、ホノカくらいの不思議ちゃんはアリ・・・として、老婦人も・・・職業柄を考えればまぁアリ、か。しかし双子+ジイ様の奇妙な人達まで出て来たところで急にファンタジー路線になるのかと思って焦った。2010/05/18
紅狐
3
一巻は自殺希望者を助けるために集まった仲間が帆走し、二巻では暴力団系が加わって携帯を捜す騒動に巻き込まれる。公園での出来事は大量に起こりすぎて何があったのか把握できなかった(それを書きたかったんだろうけど)。あと何やらファンタジーチックな臭いが……。ホノカの色ってのも気になるし、マネージャーの行動がわからない。あとマーチェ……。2011/05/18
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