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内容説明
上京して、独り練習し続ける大が出会った、
同い年の凄腕ピアニスト・雪祈。
軽々しく「組もう」と言う雪祈に対し、
世界一を目指す大は、躊躇する。
次第に明らかになる雪祈の音楽に対する想いとは。
そして、もう1人、意外な男がこのユニットに加わる・・・!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
66
ピアニスト雪祈との出会い。雪祈はクセがあるけど、主人公大の努力の3年を思って感動する心があるのだから大丈夫。雪祈の思い出で、母親のピアノ教室に通っていた音楽を楽しむ少女が出てくる。夜逃げか何かでピアノを続けられなくなったと挨拶に来た少女に、母親が「ピアノ続けてね」と声をかける。この少女は私だ。そして「才能が惜しい。ピアニストに育てたい。月謝はいらないから通ってきて。」とピアノ教師に言われたのは、私の弟のほう。「その女の子、きっとピアノ続けてるべえ」と大は言う。いやいや。続けてたのは才能のない私のほう。2016/08/27
くりり
61
天才的ジャズピアニスト雪祈の登場!クールでチャラい感じだけど、音楽に対してチンコ大(笑)とは違う熱さ、そして何故か玉田♪このユニットでどこまで行けるのか...2015/12/29
めしいらず
59
本物のジャズ奏者を目指し、日々研鑽を重ねる主人公の大(ts)と、同い年で同じ高みを目指す雪祈(p)が出会うべくして出会う。互いを認めながらも、高い次元でぶつかり合う両者の駆け引きが面白い。そして何か全身全霊で打ち込めることを探し、モヤモヤと日々を送っていた大のルームメイト玉田(ds..但し完全な素人)を加え、遂にバンド結成を目指し動き出す。理想の高さ故に玉田に対して排他的な態度をとる雪祈と、ジャズ愛故に雪祈の語る敷居を無くしたい大。まだ稚拙で無様だけど、音と真剣に向き合う玉田の眼差しを大は見知っている。2017/07/14
wata
53
ピアニスト雪祈と組むことに。大とはタイプの違う音楽家だけど、合理的というか…自分中心というか…。言いたい放題言い合ってどこまで一緒にプレー出来るかな?玉田君、彼らに追い付くのはかなりハードル高い!2015/12/29
コットン
51
ついにトリオ結成へと進むJAZZ comic!冒頭、ほぼ左手だけでプレイするピアニスト雪祈の姿に次の逸話を思い出した:若きマイルスがクラブ出演時に観客が食事に夢中だったので観客に背を向けてトランペットを演奏したらしい。JAZZという音楽が好きすぎる感がそれだけでも伝わってくる2015/10/03