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内容説明
魔都上海で閻王と恐れられたひとりの拳法家がいた。彼は義と友を重んじる上海裏社会の組織“青幇”のため、敵対する“紅華会”の幹部を皆殺し、姿を消した。それから数年。清朝最後の皇帝・愛新覚羅溥儀は閻王を見つけ出し、禁衛隊に加えるため日本に向かっていた。その船には閻王を知る男、元青幇の李永健も毒見役として乗船していた。日本に着いた李は冴えない教師、霞拳志郎に出会う。そう拳志郎こそがかつて閻王と呼ばれた男であり、第62代北斗神拳伝承者だったのだ。李との再会を喜ぶ拳志郎だったが李のもたらした報せは衝撃的なものだった。上海で紅華会が力を盛り返し、青幇の幹部が皆殺しにされたというのだ。その中には拳志郎の親友、潘光琳そして彼の妹であり拳志郎が愛した玉玲もいた。拳志郎は亡き友、恋人のため再び地獄と化した魔都上海に戻ることを決意する。そこに運命と言える出会いや宿命の戦いが待ち受けていることを拳志郎は知る由もない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつじん
10
なんかこう無理矢理伸ばしたのに突如打ち切り、みたいな終わり方ですねぇ。でもいくらでも続きは描けそうですなぁ。また十年後くらいにどこかで読めるんではないかと楽しみに待ちます。2010/11/15
十六夜(いざよい)
9
北斗神拳を恨んで居たヤサカだったが誤解によるものと分かり、拳志郎に殺すように頼むが拳志郎はそれを拒みエリカの判断に任せる事に。この巻では誰も死なずなんだか和む終わり方だったな。”魔都香港編”と銘打っているという事は他のシリーズも出るのだろうか。後半の顔の変わり具合が凄かったが、楽しかった。久しぶりに北斗の拳読み返そうかな。2016/01/02
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
9
ここに完結と帯に大きく書いてありますが、正しくはここで雑誌廃刊で打ち切り終了だから、近々他の雑誌で続きが復活することを祈っています。魔都上海編が終わったら、一応伏線として世界へとヒットラーとかの対決が待っているはずなので、どこかで連載が復活することを祈るしかありませんね。雑誌は買わないけど、コミックの続きは絶対買いますから。2010/11/14
OCEAN8380
8
完結。悪党がやられる様は爽快で面白かった。北斗の文句は俺に言えは名言だった。またいつか連載再会してくれないかなぁ。2015/08/12
メロン泥棒
4
魔都上海編完結。北斗神拳の創設者シュケンの「俺がこの世の救世主となる!」の言葉。「救世主」という精神はここから始まり歴代継承者に受け継がれていたのか。そして、北斗神拳の旅はこれからも続く。たぶん。2010/11/11