後宮(5)

個数:1
紙書籍版価格
¥429
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

後宮(5)

  • 著者名:海野つなみ【著】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • 講談社(2015/04発売)
  • 夏のおとずれ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/22)
  • ポイント 125pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063406740

ファイル: /

内容説明

育ての父であり、夫でもある御所(ごしょ)様。初恋の人であり、最大の理解者でもある実兼(さねかね)様。御所様の弟で、唯一の存在として二条(にじょう)を愛した御室(おむろ)――。多くの男たちの寵愛を受けながらも、つねに孤独を感じていた二条。突然の御所追放から念願の出家へ、二条の半生、ついにクライマックス!! せつなき宮廷ロマンス『とはずがたり』、完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐっち

15
最後はもっとラブラブになるんかと思ってたら・・・最後まで御所様も二条も好きになれんかった!最後はしんみり静かに終わって後味は良かったかな。2015/06/13

ちぇしゃ

12
さんざん利用され、追放の憂き目にあってようやく念願叶って出家する巻。原典の中で二条の感情がほとばしる最後の章だけに怖いもの見たさで読んだ。でも裸足で御所様の棺を追うところは、悪くなかったです。お互い出家した御所様と再会の後、死別し、御所様の死にすら寄り添うことができない二条の怒りや悲しみ、これまでの歳月への想いが爆発するだけに もうちょっと!と思うところはあるのだけど、これがこの作者さんの色なのだと思えるようになったのかも。2018/11/02

パンジャビ

6
読めてよかった。問わず語りって、こういう内容だったんだなぁ。とにかく、出家する前、すれ違ってばかりの御所様とあがこの気持ちが、出家後にでも通じたのが救いだなー。政治の事とか、もう正直追いきれなくて頭に入ってこなかった。史実とはいえ人物関係複雑すぎて、描きわけも出来てないから(他の平安モノみたいに、髪をカールさせたり、色を変えたりしないで、、ストイックに描いてるから、ある意味仕方なし?)訳分からんけど…最初に繋がるラストの終わり方は見事だった。2014/11/29

カルピコ

5
再読。もっと評価されてよいとはげしく思う。原作もマニアックでドロドロしているのでもともとの海野ファンには抵抗があるのか。逆に王朝ものが好きな方には絵が受け付けない方も多いのか。でもこの作品と絵のバランスが素晴らしいのに!!作者の解釈、二条だけでなく御所様視点などもまざって男女のままならぬ哀しみがうまく描けてると思う。2010/08/15

ゆり

4
ラスト、二条と御所様のそれでも、の想いに心打たれました。御所様の二条への屈折した愛情には正直読んでいてほんっとうにいらいらしたけれど(笑)、それでもやっぱり渋く格好いいヒーローで、好きでした。二条はどこへ行ってももてますねえ。二条にどこまでも忠実な桂さんとさくやが、読んでいて最後まで救いでした。さくやの初恋(ですよね?)に、ほろり。最後のお話も良かったけれど、私の頭ではいい加減登場人物を把握できなくなってきました。皆が皆、呼ばれ方がそっくりすぎる……(苦笑)。2012/09/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/505819
  • ご注意事項

最近チェックした商品

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数5件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす