内容説明
私は樋口さやか。いま私たちは北海道へ向かう寝台特急の中にいます。るるいえ堂の2階に蘭弗叔父さんが残したもの。それは過去から時間を超えて訪れた、思いもよらない存在でした。蘭弗叔父さんの過去、辰巳先生の過去、そして現代によみがえった大いなるものの巫女……。これらの運命が交わったとき、大いなるものが復活してしまう。私たちの「旅」は恐ろしい陰謀に立ち向かう戦いのほんのはじまりにすぎなかったのです……。大いなる運命に導かれたさやかたちは寝台特急「カシオペア」で北海道へと向かう旅に出る。そして邪神崇拝者たちの陰謀を追うことになったさやかたちが最終的にたどり着いた場所とは! 大スケールでお送りするキャンペーンリプレイ、ますますパワーを増したシリーズ第5弾ついに登場! ※電子版にはオリジナルドラマCDは同梱されておりません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
砂糖と塩
6
クトゥルフコミックの邪神伝説を読んだ勢いで積ん読消化。安定した面白さのTRPGリプレイ…なのですが、NPCがダブルヒロインっぽいところとか、一冊かけた大きなキャンペーン形式だったところとか、諸々の要素が噛み合って、シリーズ中でも特に好きなエピソードとなりました。クトゥルフ名物のSANチェック多めで、不定の狂気とか一時的な狂気が連発だった点も、印象的だった気が。むったんとか佐々原とか、普段は親しみやすいキャラなのに、奇行に走るといかにもホラーの登場人物らしくなりますなぁ…。2014/09/06
星野流人
5
日本を股にかけ(といっても、関東〜北海道間ですが……)るるいえ堂のメンバーが大いなる陰謀に挑む! 2回目のキャンペーンシナリオということで、大きな仕掛けの施されたシナリオが読めて楽しかったです。第2章では動く閉鎖空間・寝台列車を舞台にしており、わくわくしましたね。というか、どじっこ眼鏡っ娘の月森さん……。 むったんも、リアルに退場があり得てきそうな正気度になってまいりました。 ベストイラストは121頁のさやかちゃんとコガネさん。 8/10点2015/10/24
未完AAA
1
全員生還すごい!!よくあのシナリオで生き残れるなぁ!!2014/06/21
もっけ
1
相変わらず背景設定や時代背景の下調べが凄いなーと感心した。だが、美術館でのシーンが納得いかなかった。人死にまで出ているのに、関係者として取り調べはおろか警察すら出てこなかったのは違和感がある(ひょっとするとリプレイには不必要なシーンなので省かれたのかもしれない)。シナリオとリプレイ内容はいつも通り非常に面白い。2014/01/25
tarosukeFz
1
安定して面白いちゃんとしたリプレイ。正直に言うと、バッドエンドのリプレイも読んでみたかったなー、と。2013/10/18
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