内容説明
【小説版登場!】宿題、買い物、秘密特訓!? 高校生のビッグイベント「夏休み」を、練習三昧で過ごす烏野高校バレー部の面々。そんな彼らが部活の合間に見せた意外な一面とは!? 音駒高校や伊達高校のエピソードも収録!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
28
各校の「夏」を描いた短編集。研磨がリエーフに引きずられて外出する話がおもしろかったです。あの研磨を、夏休みの渋谷の人混みに連れていくとは、凄いなリエーフ、怖いモン知らずめ。それから、縁下くんは烏野の次期エースと守護神を、そこまで甘やかさなくていいです。近所迷惑だから蹴りだしなさい(苦笑)。2014/10/04
masa
25
バレー馬鹿な部員たちと他校それぞれの夏が垣間見れたこの巻。女子マネの天然ドジっ子な谷っちゃん、翔陽とセットにしてマスコット的に可愛いと思うのは私だけではないはず!お気に入りの研磨の素顔が見れたのも嬉しいところ。後輩に振り回されて珍しく先輩振り出してるトコとか、後輩の為に必死になって徹夜でゲームクリアしたのかなってトコに萌えた(笑)小説版で恒例の今回のパロディー「烏の家」も、一つの物語として面白く読んだ。翔陽の妹、夏ちゃん目線のお話が可愛く癒し。それにしても、つくづく残念な日常ポジションの東峰よ(笑)2015/01/12
みや
23
「ハイキュー‼」の公式スピンオフ小説。夏休みの物語。どの短編も会話のやり取りが面白くて、今までの4冊の中で一番ニヤつきながら読んだ。今回も仲良しな2年生組の宿題話が、縁下さんの見事なツッコミのおかげで特に楽しい。来年以降の烏野も彼がいれば安泰だと確信した。東京の学校だから不思議は無いのだが、研磨やリエーフが渋谷にいるという状況が何だかシュールで、その違和感が無性に可笑しい。伊達工の二口君も良いキャラだし、谷っちゃんのおつかいも可愛いかった。月島君の出番が少なかったのは悲しい。表紙の恐竜Tシャツに萌えた。2018/02/03
しましまこ
20
スゲー!表紙がリバーシブル!豪華だよ。ピンナップ、ショートは『烏の家』戦慄のホラーだ!東峰父ちゃんと翔陽、夏が越してきた山の中の洋館、平和で静かな暮らしが始まる筈だったのに...って、縁下監督何でもありやん。本編は愉快な夏休み。容赦ない研磨くんとスガさんの「なぎ払えーッ!」出ました。2017/08/10
糸車
19
わたし的には前の巻よりこの巻のほうがずっと面白かった。テンポがいい。「ハイキュー‼」を漫画ではなく小説で読むという形に慣れただけかもしれないけれど。冒頭は谷地さんが鵜飼コーチの要領を得ないメモを手に、たまたま出会った影山をお供に日向の忘れ物を届けに行く珍道中(笑)。彼女の独特な感性がよく表れている。西谷と田中の夏休み宿題につきあわされる縁下・・・、なんだか可哀想な気になる。ハイキュー登場人物の夏休みの短編集。授業がない分、延々部活に明け暮れる彼らにちょこっとだけ私生活がある訳ですね。2016/03/11