- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
旅を続ける英国人スミスと案内人アリ。アラル海にある双子の村から山を越えて南下し、たどり着いた場所はペルシア。逗留先の主人から歓迎を受けるふたりであったが、そのウラでは第4の乙嫁アニスが、誰にも打ち明けられない悩みを抱えていた……！ 姉妹妻と呼ばれるこの地域の習慣を題材に、いま描き出される真の友情の物語。人気絶好調のシリーズ第7巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
290
ペルシア編。第4の乙嫁アニス。ペルシアの風習「姉妹妻」に驚く。お風呂屋さんは当時のペルシアの女性達の社交場だったのですね。富豪の妻アニスは何不自由ない生活を送るが、友人が居らず風呂屋でシーリーンと出会い姉妹妻となる。シーリーンは夫の突然の死により苦境に陥るが、アニスの夫の第2夫人となり救われる奇跡的な展開。ペルシア猫が可愛い。ペルシアは現在のイラン地域。当時は貧富の差はあるが、穏やかで平和な日常を感じた。民俗学的にも面白い作品。次巻のパリヤ編も楽しみ。2015/02/18
イーダ
233
絵柄が急に変わってびっくりしましたが、なるほど森さんも書きこむところが少なくてオロオロしていたようですね。今回はアニスさんという女性のお話ですが、こういう古い風習とか好きですね。アニスさんもかわいいし。たまにはこういうシンプルな画風も良いかな。アニスさんの旦那様、出来た人物ですねー。「誰かを助ける力がありながらそれを使わないのは良くないと思いませんか？」というセリフに痺れました。この画風で「シャーリー」をやってみてほしいな。2015/02/17
sskitto0504
229
姉妹妻ですか。初めて聞く制度です。すぐに妻の親友を第２妻にしてしまう旦那の器量がすごいです。今回も絵はきれいだったぁ…2015/02/16
まゆにゃ
202
今回は書き込み薄目のお洋服なのね、と思ったらあとがきに笑った。森薫先生には雲南省の少数民族(ミャオ族とか)で是非一本描いて欲しいと思う。さておき、今回は姉妹妻だのサウナだのなかなか眼福でありました。シーリーンのどたぷーんとしたものが大変な迫力で。旦那は…なんつーか無欲の勝利というかなんというか。そして今話はスミスが置いてけぼり過ぎで笑う、狂言廻し形無し。2015/02/14
抹茶モナカ
191
姉妹妻という制度をベースに、女性同士の友情を描く。大衆浴場、それも女湯のシーンが多く、女性の裸ばかりで、違う漫画のようだった。姉妹妻の制度が把握できないうちは、ちょっと同性婚との違いがわからず、嫌な感じがした。2015/02/28
