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内容説明
自宅で催される桜の宴で、実興と二人で番舞を舞うことになった亨。華やかな「陵王」と静謐な「納曽利」。自身の地味さを自覚する亨は、実興が「陵王」、自身が「納曽利」を舞うことを提案する。しかし稽古をつける雅楽頭(うたのかみ)が提案した配役は――?一方、チコの屋敷では彼女の様子が大豹変。虫に興味を失くし、琴の練習を始め、まるで「普通の姫君」のような振る舞いをするチコに動揺する周囲。その振る舞いは、彼女のある望みによるもので――? 大人気まったり平安絵巻、待望の第6巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
13
待ってました、この巻もサイコーに面白い。チコちゃんも亨くんも少しずつ動き出してきた感じだし、会えるのが楽しみなんだけど、まだしばらくは会えない状態を楽しみたい気持ちもあるかな。2014/11/09
詩歌
13
この絶妙な現代感覚による古典解釈がっ マンガを読んでるんじゃなくて、オタク芸人さんの話芸を楽しんでいる気分になっちゃう。祈りに「30センチ以上の長物の持ち込み(奉納)はお断りしてます」って答える大仏様(笑) 普通の平安恋愛なら顔合わせするまでにこれほど変身することもないだろうに、チコも亨も再会した時恋愛対象として成り立つのか不安になるほど成長していく。そして斎宮がダークホースにならないか気になりつつ、次巻までステイ(調教済み)。2014/11/02
みんにゃりん
11
春雪さん、何者?ビミョーに亨と絡まって来るけどバレるには遠そう。斎宮さまも何かいわくありげ。なんだかんだでなりちゃんがいい感じに出世街道。本人の意に反してワーキングウーマンのみちを行きそう。そしてチコの願いは、、、。2014/11/10
眞墨
8
(再読)言道先生の若い頃宴でやらかしちゃった話は身に詰まされる(笑)。そうだなー、この時代もリーマン的失敗談は色々あったろうなー。宮仕えしてる女性もなりちゃんみたいに疲れてることあるだろうし。人間、つか日本のサラリーマン事情は1000年くらいじゃ変わらないってことだ(笑)2017/12/17
案山子
8
ついにチコが一歩踏み出そうとしている! 誰かに頼るのではなく、自分自身の力で何とかしようという考え方はとても良いと思う。しかし謎の美坊主・春雪は一体何者…!? 気になります。 雅楽頭様がものすごくいいキャラで、みんなからリスペクトされている様子が微笑ましかった(笑)。亨と実興の舞が楽しみです。 「私を襲いに…!!? だがウェルカム!!!」って長山さん…っ!! 噴いた。2014/10/28