内容説明
【電子版限定書き下ろしミニ小説つき】賀茂家の伯母に、正直と“真子”の縁談をもちかけられた真澄。とっさに「真子は玲雅(あきらまさ)と恋仲だ」と嘘をついてしまう。事情を聞いた玲雅も、真澄を結婚させたくない一心で芝居に協力することに。伯母に「陰陽師の実力を示せ」と迫られた玲雅は、真澄邸で術を披露するが、なぜか術が暴走し、窮地に立たされる。都に不穏な空気が流れる中、伯母に玲雅の許婚の存在を知らされた真澄は!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
18
真澄にも玲雅にも縁談が~。そっちの組み合わせのがいい気もするけども。玲雅やっと言った!2017/11/03
しゃちおおかみ
7
神話系部分と、ラブが急速拡大して今までよりテンポ良かった。しかしよくお互い「実は秘密が」「知ってます」ってのをやらないまま、好きだなんだとすったもんだやってますね・・・@o@。現時点、玲雅は公的・・・ってか二人の認識上では男に向かって告白したこの状態で真澄どう受けるのか。本編の敵の動向、玲雅の正体等々いろいろ先が見えなくて楽しみです。2013/01/23
みさき
7
恋する真澄の言動や心理描写が可愛くて切なくて凄い破壊力。玲雅、愛され過ぎですv玲雅は詰めが甘い部分はあるけれど、順調に良い男に成長している様子。へたれ状態から脱却しつつあるしね。今更、唐突に正直が婚約者の名乗りを上げてきたけど、右近はどうなったのかしら?シリアスな展開にはそぐわない思考をするキャラだから登場出来なかったのかな(笑)。コバルト文庫にしては珍しく誤字脱字が目につかないシリーズなので、今回も気を削がれることなく最後まで夢中になって読了しました。次巻以降も楽しみです♪2012/11/04
梅みかん
6
正直の以外な一面が見れた。 橘内侍様たちにはもう会えないのかな。玲雅の力の謎とか、少しずつ見えてきた敵の目的とか謎がいっぱい。 玲雅はついにヘタレ返上。2019/11/13
紅羽
4
バトルと恋愛事が程よいバランスで一気読み。ついに動き出した恋。玲雅もヘタレ卒業ですかね。とてもか格好良かったです。しかし正直も参戦しての恋のバトル。どうなるのでしょう。そしていつ秘密がバレるのかしら。2014/07/10