カドカワ・ミニッツブック<br> 松尾スズキのやさしい野蛮人入門(3) 友達ほんとに必要ですか?

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カドカワ・ミニッツブック
松尾スズキのやさしい野蛮人入門(3) 友達ほんとに必要ですか?


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内容説明

「わたしが小学校に上がる前のことです。わたしは友達のところに連れ出されるのは苦痛でしょうがありませんでした。わたしの頭の中はいつも想像力でいっぱいで、友達と遊んでいる暇なんかなかったからです」(本文より)――筋金入りの友達不要論者の松尾スズキ氏は、いかにして出来上がったのか? 自分史を振り返り、イタい思いをした友達がらみのエピソードを掘り起こし、友達の煩わしさを説いていきます。たいがいのトラブルは友達が起こすもの。うわべ友達何百人より、利害関係のある数人の仲間のほうが、人が生きていく上で必要なものではありませんか? あなたも、きっと心当たりがあるはずです。今回の「野蛮人入門」は、うわべ友達の断捨離レッスン。【読了時間 約23分】


◆目次

「キャラ」という幻想に縛られて

栄光の「ふざけキャラ」時代からの転落

パンチ社会に溶け込めなかった高校時代

トラブルはたいてい友達が起こす

孤独の上手な人間に魅力を感じる

仲間がいれば、友達はいらない

◆松尾スズキ・まつおすずき

1962年福岡県生まれ。作家、演出家、俳優、映画監督、脚本家。1988年「大人計画」を旗揚げする。1997年、「ファンキー! ~宇宙は見える所までしかない~」で第41回岸田國士戯曲賞、2001年、第38回ゴールデンアロー賞・演劇賞を受賞。2008年、映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」で、第31回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。「クワイエットルームへようこそ」(第134回)、「老人賭博」(第142回)は芥川賞候補となる。

 

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