カドカワ・ミニッツブック<br> 松尾スズキのやさしい野蛮人入門(8) そんなに生きちゃってどうすんですか?

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松尾スズキのやさしい野蛮人入門(8) そんなに生きちゃってどうすんですか?


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内容説明

「人間は、自分が”死ぬこと”を知っている唯一の動物だ(スティーブン・キング『悪夢の種子』)」本文より。「やがて死ぬ」という負け戦から逃げてきた人類は、病院や薬に頼って不自然に生きることに、まさしく命を賭ける勢いです。禁煙、ダイエット、生活改善、アンチエイジング、ジム通い、マクロビオティッ。健康オタクが蔓延する昨今、そんなに長生きしちゃってどうすんだ? ちなみに松尾さんは「酒が飲める健康体を維持したい」とタバコも炭水化物もやめたそうです。これぞ野蛮な健康オタクでございます。イラスト・松尾スズキ【読了時間  約24分】


◆目次

「やがて死ぬ」という負け戦から逃げ続けてきた人類

病院や薬に頼って不自然に生きる

生きたがる人の業、死にたがる人の業

心を病まないための「逃げ場所」を作る

老後に必要なのは虚しさと戯れる野蛮さ


◆松尾スズキ・まつおすずき

1962年福岡県生まれ。作家、演出家、俳優、映画監督、脚本家。1988年「大人計画」を旗揚げする。1997年、「ファンキー! ~宇宙は見える所までしかない~」で第41回岸田國士戯曲賞、2001年、第38回ゴールデンアロー賞・演劇賞を受賞。2008年、映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」で、第31回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。「クワイエットルームへようこそ」(第134回)、「老人賭博」(第142回)は芥川賞候補となる。

 

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