カドカワ・ミニッツブック<br> 松尾スズキのやさしい野蛮人入門(4) 大人にならなきゃだめですか?

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カドカワ・ミニッツブック
松尾スズキのやさしい野蛮人入門(4) 大人にならなきゃだめですか?


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内容説明

「会社を辞めた日、わたしはなぜか東急ハンズの前で茫然としていました。子供に染まれなかった。かといって、大人にも染まれなかった。要するに、人に染まれない。―中略―ただただ行き交う人の中、ワンカップ大関を持って池袋の町に立ち尽くしていました」――本文より。子供時代の黒歴史を払拭すべく東京で働くも上手くいかず、アンチ「子供ごっこ」として立ち上げたのが「大人計画」。そこで展開された芝居は非常に「大人げない」もので、宮沢章夫氏に「松尾君の芝居は野蛮だ」と言わせしめたという。子供たちが「大人」に憧れを抱かない現代、大人になる必要など、どこにあるのでしょうか? イラスト・松尾スズキ【読了時間 約26分】


◆目次

子供とは遠くにありて愛でるもの

大人になれば”楽になれる”と信じていた

狭いルールに閉じこもる「大人ごっこ」はやめよう

「子供ごっこのアンチだった「大人計画」

子供はもはや大人に憧れを抱いていない

大人になりきれないこを認めるのが大人

◆松尾スズキ・まつおすずき

1962年福岡県生まれ。作家、演出家、俳優、映画監督、脚本家。1988年「大人計画」を旗揚げする。1997年、「ファンキー! ~宇宙は見える所までしかない書か~」で第41回岸田國士戯曲賞、2001年、第38回ゴールデンアロー賞・演劇賞を受賞。2008年、映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」で、第31回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。「クワイエットルームへようこそ」(第134回)、「老人賭博」(第142回)は芥川賞候補となる。

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