海月と私(1)

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海月と私(1)

  • 著者名:麻生みこと【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2013/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063879117

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内容説明

大ヒット作『路地恋花』の麻生みこと最新作! 海沿いの辺ぴな宿「とびうお荘」は、主人とワケあり看板娘のたった2人で営業中。この宿にたどりつけたお客は、最高においしい食事とちょっとした幸運にありつけます。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yoshida

139
海沿いの小さな料理旅館。寡黙で料理上手な主人と、突然舞い込んできた美人の仲居さん。色々なお客さんがこの宿を選び物語は進む。人情の機微にふれ心暖まる作品。猫に好かれたい梢と、猫に好かれる旦那さんに笑う。美味しい料理と楽しい仲居さん。こんな宿があれば泊まりたい。安心して読める良作。2015/02/18

130
なんとなく村松友視の小説『時代屋の女房』を思い出した。設定も展開もまるで違うけれど、謎めいているのにどこかコミカルな空気感がなんか近い気がして。亡くなった父親が切盛りしていた海辺の小さな旅館を舞台に、閉鎖を心に決めつつ仲居のバイトを募集した二代目主人と、そこへやってくる宿泊客と謎の仲居が繰り広げる不思議な人間ドラマに引き込まれた。ほろっとしたり笑ったり、気づくと旅館のお客と同じように癒されてる。主人と仲居の微妙な距離感もテンポのいい会話も面白い。まだ1巻目だが次巻は来春だとか。うぅ待ち遠しい!2013/09/15

masa@レビューお休み中

104
どうして、こんなあり得ない設定なのにすぐに溶けこんでしまうのかなぁ。物語は、とびうお荘という駅にも浜にも温泉にも不便な辺鄙な宿で起こります。店をたたもうかと思っていた主人がダメ元で求人を出したところ、若くてキレイな女性がやってきてしまう。しかも、家なし、身分証すら持っていないという謎っぷり。そして、そんな辺鄙な宿に来るお客さんは、それぞれの事情を抱えてとびうお荘に泊まりにきます。そこに、梢ちゃんは首を突っこんで介入しちゃうんですよね。主人も、お客さんも彼女にコロコロ転がされてしまう姿は痛快で面白いですよ。2013/08/17

くりり

71
海沿いにある宿を継いだ旦那さんと謎の熱帯魚のような美人仲居・梢と訳あり泊まり客との面白い非日常。何だか気持ち良くなってしまう。問題は、野良猫が梢に懐く日が来るのだろうか…(笑)2014/11/26

まりもん

64
お気に入りさん達の評判が良かったので買ってしまった。閉店するまでの仲居さん募集に来た梢さんの影響でお店を続ける気持ちになる旦那さん。梢ちゃんに転がされているのかもしれないけれど旦那さんが前向きになっていくのでとっても続きが楽しみ。2013/08/22

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