海月と私(3)

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海月と私(3)

  • 著者名:麻生みこと【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2014/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063880175

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内容説明

大ヒット作『路地恋花』の麻生みこと最新作! ここ「とびうお荘」は、日々の喧噪を忘れてくつろげる海辺の小さなお宿。寡黙な主人の絶品料理と、美人仲居の心地よい接客は、きっとどなたにもご満足いただけます。今日のお客は「失踪した若い女」を捜すフリーの記者……彼の目的は素性不明の看板娘・梢(こずえ)!? 嵐の夜に思いがけず密着したり、相変わらず「海月」のような謎めいた美女に振り回されっぱなし!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masa@レビューお休み中

169
いつものとびうお荘、いつもの主人と仲居の梢とのやりとり。いつもと何もかもが同じなように見えて、実はそうではない。平穏だけど、スリルもあって、笑顔で過ごせる毎日が少しずつフェードアウトしていく。突然、梢が「私がいなくなったらどうします?」と言ったり、彼女に似た人を探す男が現れたり…。ポツポツと兆しのように、変化が顔を覗かせる。不穏な空気、変化の兆しというものは、近くにいればいるほど濃厚に伝わってくる。そして、その原因がわからなければわからないほど、当事者を不安にさせる。彼女は一体何者なのだろうか…。2015/03/13

yoshida

120
「とびうお荘」は今日も繁盛。私も泊まりたい。て言うかっ、まさかのラスト。これから夏まで4巻の発売を待たねばならないのか。展開が気になる。3巻では不倫旅行の旅の恥は掻き捨てや、似た者同士ゆえに対立する母と娘、自分の過去に書いた記事に悩むライター、竹本親子の対立など。これを上手く梢さんが解決していく。こんなに若いのに、どんな背景があるのか。旦那さんとの距離も広がり縮まる。気軽に読めるが重みのある言葉も多い。はじめは表紙買いでしたが良作です。短期間に3巻まで読んだ私は梢さんに転がされたのでしょう。4巻楽しみ。2015/02/22

あん

109
どうも梢ちゃんは、旦那さんの25年前の浮気相手の娘さんなのでは?「父親がいない」「母親と二人っきりだった」など、思い当たるセリフがいくつも出てくるし(-_-;)そう考えると梢ちゃんの意味深なネット検索履歴にも納得できる。それに突然姿をくらまして...。この先とびうお荘はどうなってしまうの?って続きがとっても気になるのに次巻の発売は来年の夏なんて...待たせすぎです。2014/12/08

くりり

58
美少女って誰? “美女”仲居の梢、真意がついに明らかになるって何が? 明らかになるどころか「親子鑑定」って、逆に謎が深まり...いきなり消える。2015/02/14

wata

52
今回も訳ありのお客様をおもてなし。旦那さんが振り回されっぱなしで面白い。PCに残る履歴が更に謎。で、梢さんどこ行ったの⁉️2014/12/18

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