ガガガ文庫<br> 羽月莉音の帝国3

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ガガガ文庫
羽月莉音の帝国3

  • ISBN:9784094512168

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内容説明

莉音倒れる! 不在のままTOB天王山へ――
「ぼくが真実を口にすると ほとんど全世界を凍らせるだらうといふ妄想によつて ぼくは廃人であるさうだ」とは吉本隆明の詩の一節ですが、日本最大の衣料チェーン・アクアスをめぐるTOB(株式公開買付)合戦の討論の席でテンパって「世界を革命し、あたらしい人類の未来を創るのです。何かに支配されない社会。連綿とつづく争いの歴史からの脱却。機能不全に陥った世界をいちどリセットしましょう!」などと叫んだ株式会社革命部社長の巳継もまた、観た者すべてを凍らせてしまいました。……スベったわけですが。

さて、メディアを利用したPR戦においてアクアスに対して劣勢となり、かつ、資金調達のアテが外れて大ピンチの革命部に、追い打ちをかけるような出来事が起きます。

今まで革命部をひっぱってきた莉音が倒れてしまうのです!

巳継たちは莉音抜きでアクアス戦に勝ち抜かなければいけません。

しかし、政府転覆発言の真偽を問われる記者会見の前夜、恒太が巳継のもとに持ってきた質疑応答の想定問答集「天才・春日恒太の軍略」には「無関係の人間が見た場合には爆発する」などと注意されていました……そんな調子で大丈夫なのか、革命部!?

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

41
高校生起業家物語の第三弾。莉音が過労とストレスで倒れてしまい、彼女抜きでアクアス買収に挑む事になる話。前回の絶望的な状況からどうやって逆転へと持っていくのか楽しみにしてたんですが、割とあっさり買収に成功しちゃってびっくりしました。今回の見どころはこれまで莉音の傀儡だった巳継が覚醒し、他のメンバーも其々成長を見せてくれたところでしょうか。ベタだけど、やっぱりこういう展開は熱くて良いですね。まぁ莉音がやたらと持ち上げられていたのには違和感を感じましたが。何にせよ次巻も期待してます。2015/10/07

miroku

13
次の相手は世界一の財閥。相変わらず気宇壮大だ。2015/06/06

雨ヨ@感想後まわし;

13
もう!やっと巳継が主人公らしくなってきてくれて断然おもしろくなってきた。本当に莉音の操り人形でしかなっかった巳継がこんなに逞しくたってくれて…。恒太は本当に頭は良いんだ!というアピールを最大限してくれた。ただ周りが奇才、天才なだけなんだよ!だから恒太の目線だって革命部には必要だ。しかしまた恐ろしいことをしようとしてるよ莉音は!今度は立花社長まで!どんだけ!ワクワクハラハラしちゃう!!2013/06/30

羊山羊

12
加熱していくマネー合戦。話が毎回無尽蔵に膨れ上がっていく。アクアスの買収に手間取る革命部。救いの手は米国最高の財閥一家スタインバーグ!一体どの財閥がモデルなのか。欧州と米国でのアクアスの経営権と引き換えに、支援の取り付けに成功した一行だが、これからスタインバーグはどうからんでくるのか楽しみ。アクアス立花社長の記者会見に殴りこむ巳継がかっこいい。また、エネルギー事情こそ、時代の経済の中核であるとそれとなく指摘しているシーンはとてもいい。こういう指摘をラノベで学べるのはすごくいいことだと思う。2019/12/20

とろろろ

11
突然おもしろくなる三巻目。窮地を乗り切り、経済小説から建国小説へと変容してきたかな? 社名が元ネタを残してるので、そのままイメージできるのも面白い。ロスチャイルド家、ロックフェラー家を彷彿させるキャラも登場し、もうそこいらの経済小説とは比較できる域ではなくなったようだ。まさかのベンジャミンフルフォードの域に突入っ!?と、内心陰謀小説を期待しつつ次巻へ。エシュロン出てきても驚かないよ。驚かないから出ておいで。2013/05/20

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