ガガガ文庫<br> 羽月莉音の帝国

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ガガガ文庫
羽月莉音の帝国

  • ISBN:9784094511895

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内容説明

羽月莉音、革命部はじめまーす!
『涼宮ハルヒの憂鬱』でハルヒがもし本当に有能で、本気で世界征服を目指したら?『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』、『女子大生会計士の事件簿』シリーズ、『ザ・ゴール』シリーズのようなエンターテインメント経済小説をライトノベル化したらどうなるか?


2009年のデビュー作『雷撃☆SSガール』が書評系アルファブロガーに絶賛された新鋭作家・至道流星(現在も会社経営者と兼業)による、言うなればハルヒmets経済小説!?

ヒロイン羽月莉音の目標は建国!
独立国家樹立に向けて「革命部」なる部活動を立ち上げた莉音に巻き込まれる幼馴染みたち。高校生が会社をつくってゴミ拾いからコスプレ写真集づくりまで事業を展開!
そんな会社創業期のドタバタから始まり、上場目指して金融商品取引法スレスレの手段を使った企業買収工作まで、超スピードで進みます!

しかしこの1巻はシリーズの開幕にすぎません!
巻が進むごとにスケールはどんどんでかくなります!

いったいどうやれば日本から独立できるのか……?
この小説、本気です!!

編集者からのおすすめ情報
経済ライトノベルの先駆にして金字塔『狼と香辛料』の支倉凍砂氏推薦!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

59
女子高生・羽月莉音が自分の国を作る資金源を得る為に起業し、数々の事業を成功させていく話。これはスゴイですね。登場人物たちの設定はすごいラノベしてるのに、物語の展開はすごく現実的な方法で進んでいくとか新しいな。ご都合主義的ではあるけど、ガッツリと経済について触れているので読んでいて楽しいし、勉強にもなりました。これで巳継の鈍感主人公+沙織犠牲になりすぎな展開がマシになれば尚良かったんですが。まぁ今回は序章と言った感じだったので、そこは今後に期待しましょう。沙織が可愛かったし、次巻も楽しみです。2015/10/06

miroku

17
至道節炸裂。スケールのデカさハンパない♪2015/05/20

秋庭誠

15
☆8 読んでいて楽しい、経済系ラノベ。キャラクターに既視感があるが、おそらく「ラノベ」という枠に合わせるために、そうしたのだろう。もちろん、所詮はフィクションなので飛躍しすぎな所はあるのですが、某漫画のように物理法則を無視するごとく、法律すらねじ曲げることはないので、安心?はできる。と言うか作者自身が会社経営しているようなのでその点については、大丈夫だろう。気になるのは、317ページでは実在の会社名(一部上場企業の例)をまんま載せているのに、370ページの買収の話だと名を伏せている事。配慮なのだろうか2013/08/26

羊山羊

13
従妹、莉音の建国という野望の元、主人公巳継と仲間達が八面六臂の大活躍をカマすシリーズ。最初は-300万円から、狂った勢いで数字がインフレして、早くも1巻で400億に手が届く。そしてこの本の真の成果は、本来ならガチガチの経済小説で丁寧に描くところを、ラノベをプラットフォームとしたことで都合のよい場面だけの描写でもらしく見えるようにしたところ。正直キャラ造形もストーリも、凡庸の一言で切り捨てられるレベルだが、経済小説×ラノベとしての出来の良さには舌を巻く。これから面白くなりそう。おススメ。2019/03/07

CCC

12
とにかくすべてがごり押し過ぎた。けれどこれは先が見たくなる。2014/03/12

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