行政法研究双書
アメリカ行政訴訟の対象

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 479,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784335312113
  • NDC分類 323.995
  • Cコード C3332

内容説明

アメリカ行政訴訟における訴訟対象をめぐる近時の議論を、最高裁が採用している成熟性理論を中心に、環境訴訟を素材にして、詳細に分析・検討した著者渾身の1冊。日米比較を通し、わが国における訴訟対象理論に新しい視野を提示する。

目次

第1部 アメリカ環境訴訟の概観(紛争形態による環境訴訟の分類と訴訟要件上の課題;市民訴訟との関係;小括)
第2部 アメリカ環境訴訟における訴訟対象理論(日本法とアメリカ法の違い;成熟性;最終性と前尽性;タイミング理論と原告適格・審査可能性の交錯;個別制定法の司法審査規定と訴訟対象性;理論的検討―訴訟対象性の判断と考慮要素の検討)
第3部 訴訟対象性の日米比較(争点の性格への着目;行為の法的効果の捉え方;事案進展の原則的要求;原告の困難性と利益衡量;結論)

著者等紹介

越智敏裕[オチトシヒロ]
1972年京都市に生まれる。1992年旧司法試験第二次試験合格。1994年同志社大学文学部英文学科卒業。1996年最高裁判所司法研修所修了(第48期)、弁護士登録(東京弁護士会)。2000年東京大学大学院修士課程法学政治学研究科修了(法学修士)。2001年米国カリフォルニア州立大学バークレー校ロースクール修了(LL.M)。2003年上智大学大学院博士後期課程単位取得退学。2004年上智大学法科大学院助教授。2006年法学博士(上智大学)。2008年上智大学法学部地球環境法学科准教授。専攻は環境法・行政法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品